トマトの皮を簡単にむくには?湯むきの方法

料理・調理
ソボチエ編集部

トマトの皮を簡単にむくなら、皮に浅い十字の切り込みを入れ、熱湯にさっと通してから冷水で冷やす「湯むき」がおすすめです。皮の端がめくれたところから手でむけるので、包丁で薄い皮を削る必要がありません。

普通の大きさのトマトなら、お湯に入れる時間は20秒弱が一つの目安です。ただし、秒数よりも切り込みから皮が浮き始めたかどうかを見て取り出すと、実をやわらかくしすぎずに済みます。

トマトの湯むきに必要なもの

  • 丸ごとのトマト
  • トマトが入る鍋と、トマトがつかる程度のお湯
  • 冷水、できれば氷水を入れたボウル
  • 包丁と、おたままたは穴あきおたま

まず冷水のボウルを用意してから湯を沸かしましょう。湯から上げたトマトをすぐに冷やせるようにしておくと、作業がスムーズです。

トマトを湯むきする手順

1. 洗ってヘタを取る

トマトを水で洗い、緑色のヘタを指でつまんで取り除きます。この段階ではヘタの周りを包丁で深くくり抜かず、丸い形のままにします。切り口を大きくしないほうが、湯に入れるときに果汁が出にくくなります。

2. おしり側に浅い十字の切り込みを入れる

ヘタの反対側に、包丁の先で十字の切り込みを入れます。長さは3cmほど、深さは皮一枚を切る程度で十分です。果肉まで深く切ると実が傷つくので、力を入れずに表面をなぞるようにします。

3. 沸騰した湯にそっと入れる

鍋の湯を沸騰させ、トマトをおたまにのせてゆっくり沈めます。普通の大きさなら20秒弱を目安に様子を見ますが、大きさや状態によって皮のめくれ方は変わります。トマトを湯に落とすと熱湯がはねるため、必ず道具を使って静かに出し入れしてください。

4. 皮が浮いたらすぐ冷水に取る

十字の切り込みの端が少し反り返り、皮がめくれ始めたら引き上げます。そのまま用意した氷水に移しましょう。急に冷やすことで身が締まり、皮をむきやすくなります。時間を延ばして加熱し続けると、果肉まで火が通って形が崩れやすくなります。

5. めくれた部分から手でむく

手で触れられるくらいに冷えたら、十字の角から皮をつまみ、ゆっくり引いてむきます。果肉を強く握らず、浮いた皮を少しずつはがすのがコツです。皮を取り終えたら、料理に合わせてヘタの硬い芯を取り除いて使います。

皮がうまくむけないときの確認ポイント

皮と一緒に赤い実まで取れてしまうときは、無理に引っ張らないようにしましょう。湯に入れた段階で皮の端が十分に浮いていなかったり、切り込みが皮まで届いていなかったりすると、はがしにくくなります。次に行うときは、浅い切り込みを確かめ、皮が少しめくれるまで湯の中で様子を見ることが大切です。

一方、トマトがやわらかく崩れるときは、湯につける時間が長すぎる可能性があります。皮が浮いたらすぐに引き上げ、冷水に移してください。湯むきは中までゆでる作業ではなく、皮をはがしやすくするために表面へ短時間だけ熱を加える下ごしらえです。

ミニトマトも湯むきできる?

ミニトマトにも同じ方法が使えます。ただし小さい分、皮がめくれるまでの時間も短くなります。洗ってヘタを取り、ヘタの反対側に浅く一本の切り込みを入れるか、つまようじで小さな穴を開けてから湯に入れましょう。

皮が浮き始めたらすぐ冷水に移し、指先で皮をむきます。普通のトマトと同じ秒数に合わせようとせず、一つひとつの皮の様子を確認すると、やわらかくなりすぎるのを防げます。

湯むきはどんな料理に向いている?

トマトの皮は薄いものの、料理によっては口の中に残って食感が気になることがあります。湯むきで皮を取ると、トマトソースや冷製スープの口当たりがなめらかになり、マリネなどでも調味料がなじみやすくなります。

反対に、サラダなどで皮の張りのある食感を楽しみたいときは、必ずしもむく必要はありません。料理の仕上がりに合わせて使い分けましょう。

参考資料