おにぎりが固くならないようにするには?冷めてもおいしい握り方

料理・調理
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おにぎりを冷めても固くなりにくくするには、ご飯を適切な水加減で炊き、炊き上がったらほぐし、温かいうちに軽い力で握ることが大切です。ぎゅっと何度も押し固めると、ご飯粒がつぶれ、冷めたときに詰まった食感になりやすくなります。

作ってすぐ食べないときは、握ったあとに余分な湯気を逃がし、乾燥を防いで包み直します。お弁当として持っていく場合は、傷まないように冷ましてから保冷することも大切です。

おにぎりが冷めると固く感じるのはなぜ?

炊きたてのご飯は水分を含んでやわらかい状態ですが、時間がたって温度が下がると、ご飯のでんぷんの状態が変わり、硬さが出てきます。さらに、水分が逃げると乾燥によってパサつきやすくなります。

握るときに強い力をかけると粒がつぶれたり、すき間が少なくなったりして、口の中でほぐれにくいおにぎりになってしまいます。冷めても食べやすくするには、米の炊き方だけでなく、握る強さと包み方を見直しましょう。

冷めてもおいしいおにぎりの握り方

1. 水加減は米に合った標準量で炊く

おにぎり用だからといって、水を極端に減らす必要はありません。東京ガスが紹介する五ツ星お米マイスターの解説では、基本の水加減で炊いてよく、水が少なすぎるとご飯が硬くパサつくとされています。

炊飯器の白米用の目盛りや、使用する米の袋に書かれた水加減に合わせます。冷めたときに固いからと水を大量に増やすのも避け、まず標準の炊き方を守りましょう。

2. 炊き上がったら底から返すようにほぐす

炊けたご飯は、しゃもじで底から大きく返し、切るようにほぐします。粒をつぶさずに余分な蒸気を逃がし、ご飯の水分を均一にしやすくなります。

ほぐさずに長く放置してから握るよりも、炊き上がりを整えてから取り分けると、ふんわりした食感を作りやすくなります。

3. 温かいうちにラップで軽く形を整える

やけどしない温度の温かいご飯をラップにのせます。具を入れるなら、ご飯の上に置き、その上から残りのご飯をかぶせます。ラップで包み、三角形や丸形になるように軽く形を整えましょう。

クレハは、2~3回ほど軽く握れば十分と案内しています。指先や手のひらで強く押しつけず、ご飯粒の間にふんわり空気が残るようなイメージです。形が崩れるからと何度も握り直すのは避けましょう。

4. 握ったあとは少し冷まし、新しいラップで包む

握りたてのおにぎりを熱いまま密閉すると、ラップの内側に水滴がたまり、表面がべたつくことがあります。クレハは、握ったあとにラップを外し、手で触れられる程度まで冷ましてから、食べるときまで保存する場合は新しいラップで包むよう案内しています。

冷ましている間も長く放置して乾燥させないようにします。食べるまで時間がある場合は、十分冷ましたら新しいラップで包み、保存条件に応じて冷蔵や保冷を行いましょう。

固くならないために避けたい握り方

  • ぎゅっと押し固める:ご飯粒がつぶれ、密度の高い食感になりやすくなります。
  • 何度も握り直す:形を整える以上に力がかかり、粒の間のすき間が少なくなります。
  • 水を極端に減らして炊く:炊き上がった時点で硬く、冷めるとパサつきが目立つことがあります。
  • 長い時間むき出しで冷ます:表面が乾燥して食感が悪くなります。

握る回数は厳密に守る数字ではありません。少ない回数で形がまとまる程度の力をかけることがポイントです。

お弁当として持っていくときの注意点

おにぎりを作るときは、ご飯に直接手を触れないようにするのも大切です。農林水産省は、食中毒予防のため、おにぎりを握る際にラップや調理用手袋を使うよう案内しています。作業前には手を洗い、清潔な道具を使ってください。

お弁当用のおにぎりは、熱いまま弁当箱や袋に密閉せず、粗熱を取ってから包みます。暑い場所に長時間置かず、保冷剤や保冷バッグを利用し、できるだけ早く食べましょう。

冷蔵するとご飯は固く感じやすくなりますが、それを避けるために常温で長時間置き続けるのは適切ではありません。おいしさよりも食中毒予防を優先してください。

まとめ

おにぎりを冷めてもおいしく作るコツは、適切な水加減、炊き上がりのほぐし方、軽い握り方の三つです。温かいご飯をラップで2~3回ほど軽く形にして、余分な湯気を逃がしたあとに包み直します。持ち歩くときは清潔に作り、十分冷まして保冷しましょう。

参考資料