目玉焼きをきれいに焼くには?黄身を崩さない作り方
目玉焼きの黄身を崩さずに焼くには、卵を小さな器に割り、温めたフライパンへ低い位置からそっと流し入れることが大切です。そのあと弱火にして、黄身に触れずに白身へゆっくり火を通しましょう。
黄身の黄色い表面をきれいに見せたいときは、ふたをせずに焼く方法が向いています。卵1個なら、弱火にしてから3~5分が一つの目安です。
目玉焼きをきれいに焼くための材料
キユーピーの基本レシピを参考にした1人分の材料です。
- 卵(Mサイズ):1個
- サラダ油:小さじ1
- 塩・こしょう、しょうゆなど:好みで適量
小さな器、フライパン、フライ返しを用意します。卵をフライパンへ直接割り入れず、先に器で受けると黄身を傷つけにくくなります。
黄身を崩さない目玉焼きの作り方
1. 卵は平らな場所で割り、小さな器に入れる
卵の中央を調理台などの平らな面に軽く当て、殻にひびを入れます。ひびの部分に両手の親指を当て、殻を左右へ開くように割ります。
キッコーマンによると、器のふちなど角のある場所で卵をたたくと、殻が細かく割れて中に入りやすくなります。先に器に割っておけば、殻が混ざっていないか確認でき、フライパンの上で慌てて割る必要もありません。
黄身の形が保たれているのを確かめたら、すぐに焼き始めましょう。
2. フライパンを中火で温め、油を広げる
フライパンを中火で温め、サラダ油小さじ1を入れて底になじませます。キユーピーは、卵を入れる前にフライパンを温めることで、卵が底にこびりつくのを防ぎやすくなると案内しています。
油が激しく煙を出すほど熱くする必要はありません。使うフライパンの取扱説明書に従い、熱しすぎないようにします。
3. 器をフライパンに近づけて、そっと流し入れる
器のふちをフライパンのすぐ近くまで下げ、ゆっくり傾けて卵を入れます。高い位置から落とすと衝撃が大きくなるため、黄身を崩したくないときは低い位置から移すのがポイントです。
卵を入れたあとは、黄身を菜箸やフライ返しで押したり、無理に動かしたりしないようにしましょう。
4. 弱火にして、ふたをせず3~5分ほど焼く
卵を入れたら弱火にします。白身が透明から白色へ変わり、黄身が好みの固さになるまで焼きます。キユーピーの基本レシピでは、ふたをせず弱火で3~5分が目安です。
ふたをしないと、黄身の表面にある薄い白身の膜が白く固まりにくく、黄色い黄身が見える目玉焼きに仕上がります。反対に、ふたをすると黄身の表面が白っぽくなりやすいと説明されています。
焼く時間はフライパンの大きさや火力で変わります。時間だけで決めず、白身の固まり方も見て調整してください。
5. フライ返しを下から入れて取り出す
焼き上がったら、フライ返しを白身の下へゆっくり差し込み、卵全体を支えて持ち上げます。黄身の真上から押さえつけたり、端だけ持って引っ張ったりしないようにします。
お皿の近くまで運んで静かに置けば、黄身を崩さず盛りつけやすくなります。
白身を丸く、黄身を中央に仕上げたいときは?
白身がフライパンに大きく広がってしまう場合は、卵を金属製のざるやこし器に入れて10~20秒ほど置く方法があります。キッコーマンは、この方法で水分の多い白身が落ち、丸くふっくら焼き上げやすくなると紹介しています。黄身を押したり、ざるの上でかき混ぜたりする必要はありません。
黄身を中央に置きたい場合は、器から白身を半量ほど先に流し、10秒ほど焼いて白くなり始めてから、黄身の位置を調整しながら残りの卵を流し入れる方法もあります。最初は無理に位置を直さず、黄身を壊さないことを優先しましょう。
黄身を崩さず、しっかり火を通すには?
黄身まで固めに焼きたいときは、蒸し焼きも選べます。キッコーマンでは、フライパンで白身の外側が白くなってきたところで水大さじ2を加え、ふたをして弱火で加熱する方法を紹介しています。
水を入れるのが早すぎると白身が流れやすくなります。油が多いと熱い油と水がはねるおそれもあるため、油の量に注意し、水は卵に直接かけずフライパンの空いた部分に加えましょう。
蒸し焼きにすると黄身の表面も白っぽくなりますが、黄身を裏返さずに火を通せます。黄色い黄身を見せたい場合はふたなし、黄身まで火を通したい場合は蒸し焼きと、目的に合わせて選びましょう。
黄身が崩れやすい失敗を防ぐには
- フライパンの上で直接卵を割らない:器に割ってから移すと、殻や黄身の状態を確認できます。
- 高いところから落とさない:器を近づけ、ゆっくり流し入れます。
- 加熱中に黄身を触らない:菜箸でつついたり、フライ返しで押したりしないようにします。
- 裏返さずに仕上げる:黄身の形を守りたい場合は、片面焼きか蒸し焼きを選びます。
また、卵を焼いている間に黄身へ塩を直接振ると、白い斑点ができることがあります。見た目をきれいに保ちたいなら、焼き上がってから味付けしましょう。
半熟にするときの衛生上の注意
卵の加熱が不十分だと、サルモネラによる食中毒につながることがあります。農林水産省は、卵を割ったらすぐ使うこと、生卵を触ったら手を洗うこと、乳幼児や高齢者には加熱不足の卵料理を出さないことを勧めています。
半熟を避けたほうがよい人に出す場合や、お弁当などで時間をおいて食べる場合は、黄身も白身も十分に加熱しましょう。
まとめ
黄身を崩さずに目玉焼きを焼くコツは、平らな場所で卵を割って小さな器に入れ、温めたフライパンへ低い位置からそっと移すことです。黄色い黄身をきれいに見せたいなら、弱火でふたをせずに焼き、フライ返しで下から支えて取り出しましょう。