お年玉袋に名前はどこに書く?表と裏の書き方

マナー・付き合い
ソボチエ編集部

お年玉袋(ポチ袋)には、表の左上にお年玉を受け取る子どもの名前、裏の左下に渡す人の名前を書くのが一般的です。例えば、表に「はるかちゃんへ」、裏に「さとみおばさんより」と書きます。

ただし、必ずこの位置に書かなければならないという決まりはありません。名前欄が印刷されている袋はその欄を使い、絵柄で余白が少ない袋は読める場所に書けば大丈夫です。

お年玉袋の表と裏には誰の名前を書く?

名前を書くときは、袋の表と裏で役割を分けると分かりやすくなります。

  • 表面の左上:お年玉を受け取る子どもの名前。「ゆうとくんへ」「さくらちゃんへ」など。
  • 裏面の左下:お年玉を渡す人の名前。「たかしおじさんより」「山田花子より」など。

伊予銀行や東京電力エナジーパートナーの暮らし情報でも、この位置が基本の書き方として紹介されています。誰に渡す袋か分かり、受け取った家族も誰からもらったか確かめやすくなります。

表面の子どもの名前はどう書く?

表面には、お年玉を受け取る子どもの名前を書きます。小さなポチ袋なら、左上の空いている部分に、少し小さめの文字で書くと収まりやすくなります。袋に「お年玉」「御年玉」と印刷されている場合は、その文字を避けて書きましょう。

フルネームにする必要はありません。普段呼んでいる名前や、本人が分かる呼び方で構いません。

  • まだ漢字を読めない子には「みおちゃんへ」「そうたくんへ」とひらがなで書く。
  • 漢字を読める子には「陽菜さんへ」「健太くんへ」などと書く。
  • 親戚の中に同じ名前の子がいるときは、姓を添えて区別できるようにする。

名前の漢字が難しい場合や読み方が分からない場合は、子どもの保護者に確かめておくと書き間違いを防げます。

裏面の自分の名前はどう書く?

袋の裏面には、贈り主が分かる名前を書きます。位置の目安は左下です。こちらもフルネームである必要はなく、子どもから普段呼ばれている呼び名を使えます。

例えば、甥や姪なら「けんじおじさんより」、孫なら「おばあちゃんより」と書く方法があります。祖父母や親戚が多く、同じ「おばあちゃん」が何人もいるなら、「広島のおばあちゃんより」「田中のおじいちゃんより」のように区別できる言葉を添えると親切です。

友人の子など、呼び名だけでは誰からか分かりにくい場合は「山田花子より」などと名前を書きましょう。

名前欄がある袋や、絵柄で書く場所がない袋は?

名前を書く欄が印刷されている場合

「なまえ」「おくるひと」などの記入欄があれば、その案内に従って書きます。欄が裏面にある袋なら、無理に表面の左上にも同じ名前を書く必要はありません。横書きの欄なら、そこは横書きで構いません。

表面に名前を書く余白がない場合

絵柄のない小さな余白に書くか、裏面に相手と自分の名前をまとめる方法があります。裏面に両方書くなら、上の方に「〇〇ちゃんへ」、下の方に「〇〇より」と分けると、誰宛てか分かりやすくなります。

絵柄がいっぱいで文字が読みづらくなるなら、名前を無理に書かなくても失礼にはなりません。ただし、複数の子どもへ渡すときは、渡し間違えないように準備段階で袋を区別しておきましょう。

兄弟姉妹や親戚の子どもに渡すときは?

兄弟姉妹や親戚の子どもに渡すなら、一人ずつ別の袋を用意して、表面にそれぞれの名前を書くと分かりやすくなります。子どもが袋を受け取ったときにも、自分へのお年玉だとすぐ分かります。

例えば3人なら「はるとくんへ」「あおいちゃんへ」「りくくんへ」と3枚に分けます。同じ絵柄の袋を使う場合は、封をする前に名前と中身を一つずつ照らし合わせましょう。

夫婦や祖父母など、二人から渡す場合の名前は?

夫婦で一緒に渡す場合は、裏面の差出人を「たろう・はなこより」のように連名にしたり、「おじさん・おばさんより」とまとめたりできます。祖父母二人からなら「おじいちゃん・おばあちゃんより」でも伝わります。

小さな袋に二人のフルネームを詰め込む必要はありません。誰からのお年玉なのか、子どもや保護者が分かる書き方を選びましょう。

名前以外に「お年玉」や金額も書く?

無地の袋で表面に何も書かれていない場合は、中央あたりに「お年玉」や「御年玉」と書き、左上に子どもの名前を添える方法があります。すでに印刷されているなら、重ねて書く必要はありません。

金額の記入は必須ではありません。袋に金額欄がある場合や、自分で管理するために記入したい場合は、裏面の余白を使えます。子どもごとに金額が違うときは、袋を渡す前に金額がほかの子に見えないよう配慮してもよいでしょう。

名前を書くときに気をつけたいこと

お年玉袋の名前は、読みやすい字で書くことが大切です。筆ペンなら丁寧な印象になりますが、ボールペンやサインペンでも問題ありません。袋の材質によってインクがにじんだり裏へ移ったりすることがあるため、お金を入れる前に名前を書くと安心です。

名前を間違えたときは、書き直しできる予備の袋があれば交換するときれいに仕上がります。最後に、宛名と差出人を読み返し、渡す子どもと袋が合っていることを確認しましょう。

参考資料