食事をごちそうになったらどうお礼する?翌日の連絡は必要?
食事をごちそうになったら、会計が済んだ後やお店を出るときに、まず「ごちそうさまでした。ありがとうございました」と伝えましょう。翌日に必ずメールやLINEを送らなければならないわけではありませんが、上司や取引先など仕事関係の相手には、当日から翌営業日までに改めてお礼を伝えると丁寧です。
親しい友人や家族なら、その場で十分に感謝を伝えられていれば、毎回改まった連絡をする必要はありません。相手が特別に店を選んでくれたときや、自宅で食事を用意してくれたときなどは、帰宅後に短いメッセージを送ると気持ちが伝わります。
ごちそうになったその場では何と言う?
相手が食事代を出してくれたときは、会計後や店を出たところで「今日はごちそうさまでした。ありがとうございます」と言います。別れ際にも「おいしかったです。ありがとうございました」と添えると自然です。
単に料理を褒めるだけでなく、支払ってもらったことにもお礼を伝えましょう。ビジネス文書の専門家が解説するAll Aboutや、マイナビニュースのマナー記事でも、会計後や別れ際のお礼を基本としています。
例えば相手がお店を選んでくれたなら「素敵なお店に連れて行ってくださって、ありがとうございました」と添えられます。自宅で料理を作ってもらった場合は「準備も大変だったでしょう。とてもおいしかったです」と、手間をかけてくれたことへの感謝を伝えましょう。
翌日にも連絡は必要?相手との関係で考える
友人や親族にごちそうになった場合
気心の知れた相手なら、その場で「ごちそうさま。ありがとう」と伝えるだけでも自然です。翌日に必ず連絡する決まりはありません。
一方、久しぶりに会った友人にごちそうになったときや、親族が食事を準備してもてなしてくれたときは、当日帰宅後や翌日に「昨日はありがとう。楽しかったよ」と送る方法があります。相手との普段のやり取りに合わせて、LINEや電話を使えば十分です。
上司や先輩にごちそうになった場合
職場の上司や先輩には、翌朝顔を合わせたときに「昨日はごちそうさまでした。ありがとうございました」と改めて伝えると丁寧です。翌朝直接お礼を言える場合は、別のメールを必ず送る必要はありません。
マイナビの社会人向けマナー記事でも、当日お礼を伝え、翌朝直接あいさつできるならメールは不要と考えられると説明しています。翌日に会えない場合は、当日か翌日に短いメールを送るとよいでしょう。職場で普段チャットを使っているなら、その方法でも構いません。
取引先など仕事関係の会食の場合
取引先にごちそうになった場合は、当日から翌営業日の早い時間を目安に、仕事で使うメールでお礼を伝えると安心です。週末の夜の会食なら、休み明けの営業日に送る方法があります。
会食中に話せたことや、時間を作ってもらったことへの感謝も添えましょう。業務上の相手には、普段使っていない私的なLINEへ突然連絡するより、いつもの仕事の連絡手段を使う方が自然です。
当日の帰宅後と翌朝、どちらに送ればいい?
食事が早く終わり、相手に負担のない時間なら当日にメッセージを送って構いません。夜遅くまで一緒だった場合は、無理に深夜に送らず、翌朝や次の営業日に送るとよいでしょう。
マイナビやIndeedのビジネスマナー記事は、会食のお礼を早めに伝え、遅くとも翌日を目安にする考え方を紹介しています。大切なのは、同じ日に何通も送ることではなく、相手が受け取りやすいタイミングで感謝を伝えることです。
すでに当日の帰宅後にメールでお礼を送り、翌朝には会わない場合は、翌日に同じ内容をもう一度送る必要はありません。次に会ったとき、自然なタイミングで「先日はありがとうございました」と一言添えれば十分です。
メールやLINEには何を書けばいい?
食事のお礼は長文にする必要はありません。次の3点を入れると、短くても気持ちが伝わりやすくなります。
- ごちそうになったお礼:「昨日はお食事をごちそうになり、ありがとうございました」など。
- 具体的な一言:「お料理がとてもおいしかったです」「ゆっくりお話しできてうれしかったです」など。
- 自然な結び:「またお会いできるのを楽しみにしています」「今後ともよろしくお願いいたします」など。
料理を評価するような言葉や、お店の値段に触れる言い方よりも、実際に楽しかったことや相手の気遣いへの感謝を伝えるとよいでしょう。
相手別に使えるお礼の文例
友人に当日LINEで送る場合
「今日はごちそうさま! 久しぶりにゆっくり話せて楽しかったよ。お店の料理もおいしかったね。ありがとう!」
親族や家族に翌日伝える場合
「昨日はおいしいご飯をありがとう。いろいろ準備してくれてうれしかったです。また近いうちに会おうね。」
上司や先輩へ翌朝伝える場合
「おはようございます。昨日はごちそうさまでした。仕事のお話も聞かせていただき、ありがとうございました。」
話した内容に触れるなら、実際に聞いたことを一つ添えましょう。会話を覚えていないのに、ためになった話があったように書く必要はありません。
取引先へメールで送る場合
件名:昨日の会食のお礼
「〇〇株式会社 〇〇様
いつもお世話になっております。〇〇株式会社の〇〇です。
昨日はお忙しい中、お食事の機会をいただき、誠にありがとうございました。お食事までごちそうになり、心より感謝申し上げます。
皆様とゆっくりお話しすることができ、大変有意義な時間となりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」
会社名や相手の名前、食事の場での内容は、実際の状況に合わせて直してから送ります。
お礼が数日遅れたときはどうする?
翌日までに連絡できなかった場合も、気づいたときにお礼を伝えましょう。「先日はお食事をごちそうになり、ありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ありません」と、感謝を先に伝えてから短くお詫びすると自然です。
次に顔を合わせたときなら、「先日はありがとうございました。ごちそうさまでした」と直接伝える方法もあります。連絡が遅れたことを気にして何も言わないより、伝えられるときに伝えることが大切です。
お返しに食事や品物を贈る必要はある?
一度ごちそうになったからといって、同じ金額の食事や品物を必ず返す必要はありません。まずお礼の言葉をきちんと伝えましょう。
親しい友人なら、次に食事に行くときに「今度は私が出すね」と申し出る方法があります。ただし、相手がいつもごちそうしてくれるからといって、無理に高価な店を予約したり、すぐに贈り物を用意したりする必要はありません。
上司や取引先の場合も、個人的なお返しを急がず、職場の付き合い方や会社の決まりに合わせて考えましょう。その場での感謝と、相手に合ったタイミングの短いお礼を大切にすると、無理なく気持ちを伝えられます。