プリントTシャツを長持ちさせる洗い方は?

洗濯・衣類
ソボチエ編集部

プリントTシャツを長持ちさせたいなら、洗濯表示を確認し、プリント面を内側にして、洗濯ネットに入れてやさしく洗うのが基本です。プリント部分は洗濯中の摩擦で劣化しやすいため、表側がほかの衣類や洗濯槽と直接こすれないようにします。

乾燥機や漂白剤、温水、アイロンを使えるかは商品によって違います。「プリントTシャツなら全部同じ」と考えず、衣類の洗濯表示とメーカーの注意書きを優先しましょう。

プリントTシャツは、プリント面を裏側にして洗う

ユニクロのUTme!は、プリント加工品について、洗濯時の摩擦で印刷面が劣化するため、プリント品質をできるだけ保つにはプリント面を裏側にして洗うよう案内しています。

花王も、プリントのある衣類は摩擦を避けるため裏返して洗う方法を紹介しています。

裏返すことで、洗濯中にプリント面がほかの衣類や洗濯槽へ直接こすれる機会を減らせます。ひび割れや剥がれを完全に防げるわけではありませんが、プリントへの負担を抑える基本の一つです。

最初に洗濯表示と注意書きを確認する

同じ「プリントTシャツ」でも、生地やプリント方法によって洗える温度や洗濯の強さ、乾燥方法は異なります。

消費者庁の洗濯表示では、洗濯おけの数字が洗える温度の上限を示し、下線が付いている場合は弱い、または非常に弱い洗濯処理が必要です。また、記号だけでは表せない注意として「洗濯ネット使用」「裏返しにして洗う」「飾り部分アイロン禁止」などを文章で表示できることになっています。

タグにこうした注意があれば、一般的な洗い方よりもその指示を優先します。

洗濯機で洗えるなら、裏返してネットへ入れる

洗濯機で洗える表示のTシャツは、裏返してから洗濯ネットへ入れると、洗濯中のこすれや引っかかりを減らしやすくなります。

ライオンは、プリントや装飾があるTシャツを裏返し、洗濯ネットの大きさに合わせて2つ〜4つ折りにして入れる方法を案内しています。

  1. 洗濯表示を確認する
  2. Tシャツを裏返す
  3. プリント部分を強く折り曲げないよう形を整える
  4. ネットの大きさに合わせて2つ〜4つ折りにする
  5. 表示に合った洗濯コースで洗う

洗う強さは、洗濯表示に合わせる

プリントを守りたいからといって、すべてのTシャツを同じ「おしゃれ着コース」で洗う必要はありません。洗濯おけの下線などを見て、その衣類に必要な強さを確認します。

弱い処理が指定されている場合は、洗濯機の取扱説明書で表示に対応するコースを選びます。花王も、弱い洗濯処理が必要な衣類ではネットへ入れ、弱水流のコースで洗う方法を案内しています。

洗剤も衣類の注意書きに従います。「中性洗剤使用」などの指定がある場合は、その条件に合う洗剤を使いましょう。

漂白剤や温水は、使えると確認してから

プリント部分は、漂白剤や高い温度の影響を受ける製品があります。

たとえばユニクロのUTme!では、プリント加工品について漂白剤や温水を使った洗濯を避けるよう案内しています。ただし、これはUTme!製品の取扱い条件です。

ほかのプリントTシャツでも同じ条件とは限らないため、漂白剤は洗濯表示の三角形の記号を確認し、水温は洗濯おけに示された上限を守ります。メーカーが別に注意書きを付けている場合は、その内容も確認してください。

脱水後は早めに取り出して形を整える

洗濯が終わったら、洗濯機の中に長く置かず、早めに取り出します。花王は、衣類への負担を抑えるため短めに脱水し、取り出したら形を整えて干す方法を案内しています。

Tシャツは首まわりが伸びやすいため、ライオンは厚手のハンガーを使うか、ハンガーへタオルを巻いて厚みを出して干す方法を紹介しています。

色あせも防ぎたい場合は、乾燥表示を確認したうえで、直射日光を避けて日陰で干すと表側への強い光を減らせます。

乾燥機は、表示とメーカー案内を確認する

プリントTシャツは、乾燥機の熱や回転に弱い製品があります。

ユニクロUTme!ではタンブラー乾燥を避けるよう指定され、花王もプリントのあるスポーツウエアのお手入れ例で、風合いを保つためタンブル乾燥を避けるよう案内しています。

一方、すべてのプリントTシャツが同じ表示とは限りません。乾燥機を使う前に、正方形の中に丸があるタンブル乾燥記号と、メーカーの注意書きを確認しましょう。禁止表示があるものは乾燥機へ入れません。

アイロンはプリント面へ直接当てない

アイロンを使う場合も、洗濯表示とプリント部分の注意書きを確認します。

消費者庁の付記用語には「飾り部分アイロン禁止」という例があり、ユニクロUTme!もプリント面へのアイロン掛けを避けるよう案内しています。

プリント面へのアイロン禁止があるTシャツは、裏側からであってもメーカーの指定方法を確認してください。プリントの種類が分からない場合は、自己判断で高温のアイロンを直接当てないほうが安全です。

まとめ

プリントTシャツを長持ちさせる基本は、洗濯表示を確認し、プリント面を内側にしてネットへ入れ、表示に合った強さで洗うことです。洗濯後は早めに取り出して形を整えましょう。

乾燥機、漂白剤、温水、アイロンはプリントによって使える条件が違います。衣類の表示とメーカーの注意書きを守り、プリント面へ強い摩擦や熱を加えないことが長持ちにつながります。

参考資料