服にカビが生えたらどうする?落とし方と再発予防

洗濯・衣類
admin

服にカビが生えたら、まず洗濯表示と素材を確認します。表面から払って落ちるカビなら衣類用ブラシなどで取り除き、その衣類に使えることを確認したうえでエタノールを使います。家庭で洗える服はその後に洗濯し、残る場合は使える衣類に限って酸素系漂白剤を検討します。

皮革やシルクなど家庭で洗いにくい素材、酸素系漂白剤でも落ちないカビは、無理に家庭で処理せずクリーニング店へ相談しましょう。

最初に洗濯表示と素材を確認する

カビを落とす前に、その服が家庭で洗えるか、漂白剤を使えるかを洗濯表示で確認します。消費者庁の洗濯表示では、洗濯おけの記号が家庭洗濯、三角形の記号が漂白処理を表します。×印が付いている処理は行えません。

同じカビでも、綿や化学繊維、ウール、シルク、皮革などでは家庭でできる手入れが違います。素材名だけで判断せず、その衣類の表示を優先してください。

払って落ちるカビは衣類用ブラシなどで取り除く

エステーは、衣類に生えたカビのうち、払って落ちるものは衣類用ブラシなどで取り除く方法を案内しています。

エタノールは、その生地に使えることを確認してから

エステーは、ブラシなどでカビを取り除いたあと、エタノールスプレーを使う方法を紹介しています。ただし、デリケートな生地では使えることを確認してからスプレーするよう注意しています。

デリケートな生地では、エタノールを使用できるか確認できない場合は使わず、衣類のメーカーやクリーニング店へ確認します。

家庭で洗える服は洗濯する

表面のカビを取り除いたあとは、家庭洗濯できる衣類なら洗濯表示に従って洗います。洗濯機で洗えるか、手洗いが必要か、使える水温や洗い方は衣類ごとに違います。

洗い終わった衣類は、乾き残りがないよう十分に乾燥させます。湿った状態のまま収納しないようにしましょう。

残る場合は使える衣類だけ酸素系漂白剤を検討する

エステーは、洗濯してもカビが取れない場合に酸素系漂白剤を使う方法を案内しています。

ただし、酸素系漂白剤もすべての衣類に使えるわけではありません。花王も、水洗いできる衣類に使える漂白剤であっても、素材や染料によって使用できない場合があるため、衣類の表示を確認して選ぶよう案内しています。衣類の漂白表示と、使う漂白剤の表示の両方を確認してください。

浴室用のカビ取り剤を衣類へ使わない

浴室用などの塩素系カビ取り剤を、衣類のカビ落としに流用するのは避けます。花王は、塩素系のカビ取り剤などが衣類に付くと染料が分解され、脱色することがあると案内しています。

衣類に漂白剤を使う場合は、衣料用として表示された製品を、衣類の洗濯表示で使用できることを確認してから使いましょう。

皮革・シルクなど洗えない素材はクリーニング店へ相談する

エステーは、酸素系漂白剤で落ちないカビや、皮革製品・シルクなど家庭で洗濯できない素材は、クリーニング店へ相談することをすすめています。

再発を防ぐには汚れと湿気をためない

カビは、衣類に付いた皮脂やほこりなどを栄養にし、湿気がこもる環境で発生しやすくなります。収納前は、できるだけ洗濯やクリーニングをして汚れを落とし、十分に乾かしてからしまいます。

毎回洗いにくい服も、衣類用ブラシなどでほこりを払ってから収納します。クローゼットや衣装ケースの中も定期的に掃除し、ほこりをためないようにします。

クローゼットへ詰め込みすぎない

エステーは、衣類をぎゅうぎゅうに詰めると湿気がこもりやすく、カビが発生する原因になると説明しています。衣類同士の間隔をあけ、空気が通りやすい状態で収納します。

クリーニングから戻った衣類は、ポリ包装のまま長期間しまうと中に湿気がたまりやすいため、カバーを外してから収納するよう案内されています。

参考資料