衣類についた花粉を落とすには?家に持ち込まない工夫
衣類についた花粉を家の中へ持ち込みにくくするには、玄関に入る前に衣類の表面から花粉を落とすのが基本です。肩や腕だけでなく、コートやズボンの裾、バッグがこすれる部分、帽子やマフラーなども確認します。
花粉の季節は、外出時の服装や洗濯物の干し方を工夫して、そもそも衣類へ付着する量を減らすことも大切です。
家に入る前に衣類の花粉を落とす
環境省は、花粉を室内へ持ち込まないことを基本的な対策の一つとしています。Panasonicも、家の中へ入る前に衣類についた花粉を取り除く方法を案内しています。
帰宅したら、玄関の外や入口付近で衣類の表面を確認し、花粉を落としてから室内へ入ります。ブラシやハンディクリーナーなどを玄関付近に用意しておくと、帰宅時にすぐ使えます。
肩・腕だけでなく裾やバッグが触れる部分も確認する
ライオンは、花粉を払い落とすときは肩や腕だけでなく、バッグがこすれる部分、コートやスラックスの裾、ふくらはぎ付近も確認するよう案内しています。
帽子やマフラーなど、屋外で身につけていた小物にも花粉が付くことがあります。上着だけを払って終わりにせず、外で使った衣類や布小物も確認しましょう。
払いきれない花粉は衣類用の粘着ローラーで取る
ライオンでは、手で払いきれなかった花粉を衣類用の粘着ローラーで取り除く方法も紹介しています。使用する場合は、衣類用製品の表示に従って使いましょう。
花粉が付きにくい服装を選ぶ
環境省は、花粉の季節には毛織物より、ポリエステルや綿で起毛のない衣類を選ぶことを基本的な対策として挙げています。
Panasonicも、ウールやフリースのような表面に凹凸がある衣類に比べ、化学繊維やレザーなど表面が比較的なめらかな衣類は花粉が付着しにくいと案内しています。
花粉が多い時期は、外側に着るコートやジャケットを選ぶときに、毛足の長い素材より表面がなめらかなものを選ぶと、帰宅時のお手入れもしやすくなります。
静電気を抑えると花粉の付着を減らしやすい
ライオンは、静電気が発生している衣類では、発生していない衣類より花粉の付着量が多くなる傾向を確認しています。静電気の発生を抑えることは、衣類への花粉付着を減らす工夫の一つです。
洗濯できる衣類では、衣類と製品の表示を確認したうえで、柔軟仕上げ剤を適量使う方法があります。花王は、柔軟仕上げ剤には繊維同士の摩擦を減らして静電気の発生を抑える働きがあると説明しています。
柔軟仕上げ剤は多く入れればよいわけではありません。吸水性や風合いへ影響することがあるため、製品に表示された使用量を守ります。
花粉が多い時期は洗濯物の外干しを控える
環境省は、花粉へのばく露を減らす基本的な対策として、洗濯物や布団を屋内に干すことを挙げています。Panasonicも、濡れた洗濯物は花粉が付着しやすいため、花粉の季節は部屋干しに切り替える方法を案内しています。
外出着だけでなく、洗った衣類へ新たに花粉を付けないことも、家の中へ持ち込む量を減らすことにつながります。
家に持ち込まないための流れ
- 花粉の多い時期は、起毛の少ない表面がなめらかな上着を選ぶ
- 帰宅したら、玄関へ入る前に衣類・帽子・マフラーなどの花粉を落とす
- 肩や腕だけでなく、裾やバッグが触れる部分も確認する
- 払いきれない場合は、衣類に使える粘着ローラーなどを利用する
- 洗濯物はできるだけ室内で干し、新たな花粉の付着を減らす
まとめ
衣類についた花粉は、家に入る前にブラシなどで落とし、必要に応じて衣類用の粘着ローラーを使います。肩や袖だけでなく、裾やバッグが触れる部分、帽子やマフラーも確認しましょう。
起毛の少ない衣類を選ぶ、静電気を抑える、花粉の季節は洗濯物を部屋干しにするなど、付着する量を減らす工夫を組み合わせると、室内へ持ち込む花粉を減らしやすくなります。