クリーニングから戻った服のビニールは外すべき?

洗濯・衣類
admin

クリーニングから戻った服の透明なビニールカバーは、家に持ち帰ったら外しましょう。このカバーは、主にお店から家まで運ぶ間にほこりや汚れが付くのを防ぐためのもので、長期間収納するためのカバーではありません。

外したあとは服の状態を確認し、風通しのよい日陰でしばらく風を通してから収納します。保管中にほこりが付くのを防ぎたい場合は、通気性のある不織布の衣類カバーを使う方法があります。

透明なビニールを付けたまま保管しない理由

東京都クリーニング生活衛生同業組合によると、店で付けられる透明なカバーは「ポリ包装」と呼ばれ、持ち帰るまでの一時的な汚れ防止が役割です。自宅での収納用ではありません。

ビニールを付けたままクローゼットに入れると、衣類の周囲に湿気がこもりやすくなり、カビや変色などの原因になるおそれがあります。見た目にはほこりを防いでくれそうでも、長期保管には向いていないのです。

クリーニングから受け取ったらすること

1. ビニールカバーを外して服を確認する

家に持ち帰ったらビニールを外し、自分が預けた服かどうか、汚れやシミが残っていないか、ボタンや飾りが取れていないか、傷みがないかを確認します。特に襟、袖、裾など、汚れが気になっていた場所を見ておきましょう。

東京都クリーニング生活衛生同業組合は、受け取り後すぐに中身を確認する重要性を案内しています。異変があれば、着たり自分で洗い直したりする前に、できるだけ早く利用したお店へ相談してください。

2. 風通しのよい日陰でしばらく風を通す

ビニールを外した服は、直射日光を避けた風通しのよい場所に掛け、しばらく陰干ししてからしまいます。全国クリーニング生活衛生同業組合連合会も、ポリ包装を外して風を通したあとに収納するよう勧めています。

風を通すために、雨が当たる屋外へ出す必要はありません。室内でも風通しのよい場所を選び、衣類の湿気が気にならなくなってから収納しましょう。

3. 保管場所に合った方法でしまう

クローゼットへ掛ける服は、服の形に合ったハンガーを使い、隣の服とぎゅうぎゅうに詰め込まないようにします。ニットなど自分の重みで伸びやすい衣類は、たたんでしまう方法が向いています。

収納場所に湿気がこもると、ビニールを外していてもカビの心配があります。収納前にクローゼットや引き出しの中を掃除し、衣類を十分に乾いた状態でしまってください。

ほこりよけが欲しいときは不織布のカバーを使う

スーツやコートなどを次のシーズンまで保管するときに、ほこりが付くのを防ぎたいこともあります。その場合は、クリーニング店の透明なビニールを残すのではなく、通気性のある不織布タイプの衣類カバーに付け替える方法があります。

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会も、衣類カバーには通気性のある不織布タイプを利用するよう案内しています。カバーが服の裾まで届く大きさかを確認し、衣類を無理に押し込まないように使いましょう。

最初から不織布のカバーが付いている場合は?

クリーニング店によっては、透明なビニールではなく通気性のある不織布カバーで返してくれる場合があります。持ち帰り用の透明なポリ包装と、不織布の保管用カバーは役割が異なります。

ただし、見た目だけでは保管用か判断しにくい場合もあります。お店から保管用として案内されたカバーなら、その説明に従って使ってください。用途が分からない場合は、長期保管に使えるものかお店へ確認しましょう。

カバーを付けたまま何か月もしまっていたら?

すでにビニールを付けたまま保管していた場合も、まずカバーを外して衣類を確認します。表側だけでなく、襟、袖口、裏地などに変色やカビが出ていないか、気になるにおいがないかを見ましょう。

問題が見当たらなければ風を通し、通気性に配慮して収納し直します。カビ、変色、異臭などが見つかった場合は、無理にこすったり自分で薬剤を使ったりせず、クリーニング店へ相談してください。

まとめ

クリーニング後の透明なビニールは、持ち帰り時の汚れ防止用なので、自宅では外してからしまいます。服の状態を確認し、陰干しで風を通したあとに収納しましょう。長く保管する服のほこりよけには、通気性のある不織布カバーが向いています。

参考資料