革靴のカビを落とすには?お手入れと再発予防

洗濯・衣類
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革靴にカビを見つけたら、まず風通しのよい場所で靴を乾燥させ、マスクや手袋を着けて、革に使えるカビ取り剤で表面のカビを拭き取ります。カビを落としたあとはもう一度陰干しし、完全に乾いてから素材に合ったクリームなどでお手入れします。

大切なのは、カビだけを落としてすぐ靴箱へ戻さないことです。湿気の多い場所へ戻すと再発することがあります。靴自体と保管場所の両方を乾燥・換気するところまで行いましょう。

最初に、風通しのよい場所で革靴を乾かす

カビが生えた革靴は、まず風通しのよい場所で陰干しして乾燥させます。

コロンブスの皮革用カビ取り剤「レザーキュア カビ用ミストプラチナ」も、お手入れ前に革製品を風通しのよい場所で陰干しし、乾燥させるよう案内しています。

湿った状態のまま靴箱の中で作業せず、空気がこもらない場所へ移してから手入れを始めましょう。

作業するときは、カビを吸い込まないようにする

カビ取り作業では、マスクを着け、必要に応じて手袋を使います。

コロンブスは、カビ用ミストではカビを吸い込まないようマスクなどを着用し、カビ用クリーニングシートではカビに触れたり吸い込んだりしないよう手袋やマスクを着用するよう案内しています。

作業は風通しのよい場所で行いましょう。

スムースレザーは、革用のカビ取り剤で拭き取る

表面がなめらかなスムースレザーでは、その革に使用できる皮革用カビ取り剤を使います。

コロンブスのカビ用ミストの使用例では、まず薬剤を布へスプレーしてよく湿らせ、その布で革表面のカビを拭き取ります。カビの範囲が広い場合は、同じ面でこすり続けず、布の面を替えながら作業します。

カビを拭き取った布は使い回さず、ビニール袋へ入れて廃棄するよう案内されています。

拭き取ったあとも、カビ取り剤の製品表示に従う

カビを目で見える範囲だけ拭き取って終わりにせず、使用するカビ取り剤の手順に従います。

コロンブスのカビ用ミストでは、カビを拭き取ったあと、カビが生えていた部分へ約10cm離して直接スプレーし、液を拭き取らずに風通しのよい場所で陰干しする方法を案内しています。

使用量や乾燥方法は製品によって異なるため、別の商品を使う場合はその製品の表示を優先してください。

カビ取り剤は、革の種類に合うものを選ぶ

革靴ならどのカビ取り剤でも使えるわけではありません。

コロンブスの「レザーキュア カビ用ミストプラチナ」は皮革用で、スエードにも使用できますが、ヌメ革、素仕上げ革、爬虫類などの特殊な革には使用できません。また、素材によってシミになる場合があるため、目立たない部分で試してから使うよう案内されています。

一方、「レザーキュア カビ用クリーニングシート」はスムースレザー向けで、起毛革、ヌメ革、爬虫類などには使用できません。

特にスエードなどの起毛革では、スムースレザー用のシートをそのまま使わず、対応素材を必ず確認しましょう。

スエードは、対応するカビ取り剤を使ったあと毛並みを整える

スエードの革靴にカビが生えた場合は、スエードへ使用できるカビ取り剤を選びます。

コロンブスのカビ用ミストはスエードにも使用でき、乾燥後はブラッシングして毛足を整えるよう案内しています。

スムースレザーと同じクリームを塗るのではなく、起毛革には起毛革に対応したケア用品を使ってください。

カビが深く入っていると、完全に取れないことがある

表面のカビを拭き取っても、必ず元どおりになるとは限りません。

コロンブスは、カビが皮革へ深く入り込んでいる場合は、カビ菌を十分に除去できないことがあり、表面に残ったシミも落ちない場合があると案内しています。

何度も強くこすったり、対応していない薬剤を追加したりすると革を傷めるおそれがあります。大切な靴やカビが広範囲に及んでいる靴は、靴修理店や専門のシューケアサービスへ相談する方法もあります。

完全に乾いたら、素材に合ったクリームで手入れする

カビ取り後は、風通しのよい場所で十分に乾かしてから通常のお手入れを行います。

コロンブスのカビ用ミストとクリーニングシートはいずれも、カビを処理して乾燥させたあと、素材に合った皮革用クリームで手入れするよう案内しています。

REGALもスムースレザーの基本ケアとして、ブラッシング、クリーナーによる汚れ落とし、革に合うクリームによる保革という順番を紹介しています。

再発を防ぐには、しまう前に完全に乾かす

カビを落とした革靴を、まだ湿っている状態で靴箱へ戻さないようにします。

REGALは靴の保管について、手入れをしたあと十分に乾かし、直射日光の当たらない風通しのよい場所で乾燥させてから収納するよう案内しています。

雨で濡れた靴や、一日履いて湿気が残っている靴も、乾いてからしまう習慣をつけましょう。

湿気の少ない場所に保管し、定期的に風を通す

再発予防では、革靴だけでなく保管環境も見直します。

REGALは、靴を穏やかな気温で温度変化が少なく、湿気の少ない場所へ保管するよう案内しています。また、紙製の箱は通気性とほこりよけを兼ねるとし、定期的に箱のふたを開けて風を通し、靴の状態を確認する方法を紹介しています。

防カビ剤を使う場合は、靴へ直接触れないようにします。カビ防止ミストなどを使う場合も、その革に使用できる製品か確認してください。

革靴のカビを落とす手順

  1. 革靴を風通しのよい場所へ移し、陰干しして乾燥させる
  2. マスク・手袋を着ける
  3. 革の種類に使用できる皮革用カビ取り剤を確認する
  4. 薬剤を付けた布や対応するシートで、表面のカビを拭き取る
  5. 使った布やシートは袋へ入れて廃棄する
  6. 使用したカビ取り剤の説明どおりに仕上げ処理を行う
  7. 風通しのよい日陰で十分に乾燥させる
  8. 完全に乾いたら、素材に合ったクリームや専用ケア用品で手入れする
  9. 湿気の少ない場所へ収納し、定期的に風を通す

まとめ

革靴のカビは、乾燥させてから、素材に対応した皮革用カビ取り剤で拭き取ります。作業時はカビを吸い込んだり触れたりしないよう、風通しのよい場所でマスクや手袋を使いましょう。

カビ取り後は十分に陰干しし、乾燥後に素材に合ったケアを行います。再発を防ぐには、濡れた靴をそのまま収納せず、湿気の少ない場所で保管し、定期的に風を通すことが大切です。

参考資料