結婚式の招待状で欠席するときはどう書く?一言メッセージの例

マナー・付き合い
ソボチエ編集部

結婚式の招待状に欠席で返信するときは、結婚のお祝い・招待へのお礼・欠席のお詫び・幸せを願う言葉を短く書きます。例えば「ご結婚おめでとうございます お招きいただきありがとうございます あいにく都合がつかず欠席させていただきます おふたりのお幸せをお祈りしています」と伝えれば十分です。欠席の理由は、無理に詳しく説明する必要はありません。

欠席の返信はがきはどう書く?

まず返信はがきの「御欠席」の「御」を二重線で消し、「欠席」を丸で囲みます。反対の「御出席」は二重線で消しましょう。「御住所」の「御」と「御芳名」の「御芳」も消し、住所と名前を記入します。宛名面の「行」「宛」は二重線で消して「様」に直します。

メッセージは、返信はがきの余白や指定された欄に書きます。招待のお礼だけで終わらず、欠席することと残念な気持ちを添えると、新郎新婦にも意図が伝わりやすくなります。

欠席メッセージの基本は4つの内容

  1. お祝い:「ご結婚おめでとうございます」
  2. 招待へのお礼:「お招きいただきありがとうございます」
  3. 欠席とお詫び:「残念ですが都合がつかず欠席させていただきます」
  4. 締めの言葉:「おふたりの末永いお幸せをお祈りしています」

この順番を目安に、3〜4行程度にまとめると書きやすくなります。短い欄なら、お祝いの一言に欠席のお詫びと幸せを願う言葉を添えるだけでも大丈夫です。かしこまった相手には丁寧な言葉を、親しい相手には普段の関係に合う言葉を使いましょう。

友人・同僚・上司・親族への一言メッセージ例

友人に送る場合

文例
結婚おめでとう
招待してくれてとてもうれしかったよ
どうしても予定が合わず出席できなくてごめんね
また会ったときにお祝いさせてね

友人には、式に行けない残念な気持ちと、後日お祝いしたい気持ちを自然に伝えます。「写真を見せてね」と添える方法もあります。

職場の同僚に送る場合

文例
ご結婚おめでとうございます
お招きいただきありがとうございます
当日は都合がつかず出席できませんが
おふたりの素敵な一日を心から願っています

普段から親しい同僚なら、もう少しくだけた書き方でもかまいません。仕事の関係だけであれば、丁寧な言葉に整えると安心です。

上司や先輩に送る場合

文例
ご結婚おめでとうございます
このたびはお招きいただき誠にありがとうございます
あいにく先約があり欠席させていただきます
おふたりの末永いご多幸を心よりお祈り申し上げます

目上の相手には、欠席する事情を長々と説明するより、お招きへの感謝と丁寧なお詫びを大切にしましょう。

兄弟姉妹や親族に送る場合

文例
結婚おめでとう
招待してくれてありがとう
当日は伺えず残念だけれど
落ち着いたらお祝いしたいのでぜひ会おうね

いとこなど、普段から敬語で話す相手には「ご結婚おめでとうございます」「お祝いの機会を楽しみにしております」などに置き換えます。

欠席理由はどこまで書く?事情別の表現

仕事や出産など、伝えて差し支えない事情なら具体的に書いてもかまいません。相手に心配をかけたり、お祝いの場にふさわしくなかったりする理由は、やわらかく言い換える方法があります。

  • 仕事・出張:「当日は外せない仕事の予定があり 残念ながら欠席させていただきます」
  • 出産前後・育児:「出産を控えているため伺うことができず 申し訳ありません」
  • 予定が重なった場合:「あいにく先約があり 出席することがかないません」
  • 病気・身内の不幸・家庭の事情:「やむを得ない事情により 欠席させていただきます」

これらは欠席を伝える部分の言い換え例です。前に「ご結婚おめでとうございます」、後ろに「おふたりのお幸せをお祈りしています」などを添えて使います。

身内の不幸や病気について、返信はがきに詳しい事情を書く必要はありません。また、ほかの結婚式に出る場合も「別の結婚式を優先する」と書くより、「先約があり」と伝える方が角が立ちにくくなります。「忙しいので行けません」だけで済ませず、招待への感謝を表しましょう。

夫婦や家族で招待された場合は誰が欠席するか明確に

連名で招待され、夫婦の片方だけが出席するなら、メッセージでも誰が欠席するかを伝えます。

文例
ご結婚おめでとうございます
妻の〇〇はやむを得ない事情で欠席いたしますが
夫の△△は出席させていただきます
おふたりの晴れの日を心よりお祝い申し上げます

はがきでは「出席」を丸で囲み、名前欄には出席する人の氏名を書きます。夫婦とも欠席する場合は「欠席」を丸で囲み、ふたりの名前を記入します。家族宛ての場合も、誰が出席・欠席するのかが分かるようにしましょう。

句読点や避けたい言葉はどうする?

結婚式の返信はがきには、区切りや終わりを連想させる「、」「。」を使わず、改行や空白で文章を整える慣習があります。ただし、句読点を付けること自体が一律に失礼というわけではありません。目上の人やマナーを重んじる相手には、句読点を使わずに書くと無難です。

また「別れる」「切れる」「終わる」など、別れや終わりを連想させる言葉は避けます。「重ね重ね」などの重ね言葉も、別の言い方にできるなら避けた方がよいでしょう。欠席を伝えるときは「お会いできず残念です」「伺うことがかないません」など、穏やかな表現を選びます。

返信する前に直接連絡した方がよい?

招待状を受け取って欠席が決まったら、返信はがきを送る前に電話などで新郎新婦に知らせると丁寧です。先に欠席を伝えたあと、はがきにもお祝いとお詫びを書いて、記載された返信期限までに返します。

すでに「出席」と返事をした後で行けなくなった場合は、はがきの書き直しではなく、まず本人にできるだけ早く直接連絡します。返信期限を過ぎてしまった場合も、先に連絡して遅れたことをお詫びし、その後すみやかに返信しましょう。

参考資料