デニムはどのくらいの頻度で洗う?色落ちを抑える洗い方
デニムは、毎回着るたびに洗う必要はありません。色落ちをできるだけ抑えたいなら、汚れやにおいが気にならない間は洗濯回数を増やしすぎず、必要なときに洗うのが基本です。
洗う頻度に一律の決まりはありません。リーバイスは生デニム初心者向けの案内で「10〜15回穿いたら一度洗濯」をおすすめしています。これは生デニムの一例なので、すべてのデニムに共通する回数ではありません。汗を多くかいた、泥や食べ物が付いた、においが気になるといった場合は、回数にこだわらず早めに洗いましょう。
洗濯頻度は、汚れ方と色の残し方で決める
デニムは、洗うたびに少しずつ色や風合いが変わります。そのため、色を濃く保ちたい場合は、必要以上に洗濯回数を増やさないほうが色の変化を抑えやすくなります。
ユニクロも、色の変化を避けたい場合は洗濯回数を減らし、なるべくこすらないようにすることをすすめています。
一方で、洗わずに穿き続ければよいわけでもありません。リーバイスは、皮脂汚れがたまると生地を傷めやすくなるため、生デニムも定期的に洗うよう案内しています。
「何回穿いたら必ず洗う」と決めるより、メーカーの案内を参考にしながら、汗・汚れ・においの状態で洗う時期を決めるのが分かりやすい方法です。
洗う前に、まず洗濯表示を確認する
デニムでも、綿100%、ストレッチ素材入り、加工品など製品によって取扱い方法が違います。洗濯機を使えるか、水温や洗う強さに指定がないか、最初に洗濯表示を確認してください。
消費者庁の洗濯表示では、洗濯おけの数字が洗う温度の上限を表し、下線がある場合は通常より弱い処理が必要です。衣類の表示に「中性洗剤使用」「洗濯ネット使用」などの注意書きがある場合も、その指示を優先します。
色移りを防ぐため、ほかの衣類と分けて洗う
濃いデニムは洗濯中に染料が出て、ほかの衣類へ色移りすることがあります。
ユニクロは、色移りやほこりの付着を防ぐため、ジーンズをほかの衣類と一緒にせず、1着ずつ洗うことをすすめています。無印良品も、インディゴ染料を使ったデニムなどの濃色製品は、ほかの物と分けて洗うよう案内しています。
特に新しい濃色デニムは、淡い色の衣類やタオルとは分けて洗いましょう。
色落ちを抑えるなら、低い水温とやさしい洗い方にする
色の変化を抑えたいデニムは、洗濯表示の範囲内で高温や強い洗い方を避けます。
無印良品は、高い温度や強い洗濯機械力で洗うと、縮み・変形・変色などが起きやすくなると案内しています。リーバイスも、生デニムではお湯ではなく水洗いをすすめています。
洗濯機では、表示に合った強さのコースを選びます。衣類の洗濯表示と洗濯機の取扱説明書に従い、必要以上に強く洗わないことがポイントです。
洗剤は表示に合うものを、適量で使う
洗剤も、衣類の洗濯表示と製品の案内に合うものを使います。
リーバイスは、生デニムのお手入れ例で市販の衣類用中性洗剤を案内しています。無印良品も、「中性洗剤使用」「蛍光増白剤使用禁止」などの付記用語がある場合は、その指定を守るよう案内しています。
洗剤を多く入れても色落ちを防げるわけではありません。使用する洗剤の適量を守り、衣類に指定があればその条件を優先しましょう。
色を守りたいなら、裏返して洗う
色の変化を抑えたい場合は、洗濯前にデニムを裏返す方法があります。ユニクロと無印良品も、表面の摩擦を減らして色落ちを抑えるため、デニムを裏返して洗うことをすすめています。
ボタンやファスナーは閉め、ロールアップしている裾は伸ばしてから洗います。ダメージ加工があるデニムは、ほつれが広がらないよう洗濯ネットを使う方法もあります。
脱水後は早めに取り出し、日陰で乾かす
洗濯が終わったデニムは、脱水後に早めに取り出し、全体を軽く伸ばして形を整えます。
ユニクロは、風通しのよい日陰でつり干しする方法を案内しています。特にストレッチデニムに使われるポリウレタンは日光で劣化しやすいため、日陰干しが大切です。
色の変化を抑えたい場合も、強い直射日光を避ける方法が向いています。乾燥機を使えるかどうかは洗濯表示で確認し、禁止されている場合は使用しません。
リジッド・生デニムは商品ごとの説明を優先する
未洗いのリジッドデニムは、普通の洗い済みデニムよりも初回の洗濯で大きく縮むことがあります。
リーバイスでは、リジッド製品によっては洗濯で大きく縮むことがあるため、商品ごとの注意事項を確認するよう案内しています。生デニムを育てて色落ちを楽しみたい場合は、一般的なデニムの洗い方だけでなく、その商品の洗濯・縮みについての説明を優先してください。
まとめ
デニムの洗濯頻度に一律の正解はありません。リーバイスの生デニム向け案内では10〜15回の着用で1回が目安の一例ですが、汗・汚れ・においが気になれば、それより早く洗います。
色落ちを抑えたいときは、洗濯表示を確認し、低めの水温でやさしく洗い、表面の摩擦を減らします。ほかの衣類とは分け、洗濯後は早めに取り出して風通しのよい日陰で乾かしましょう。