卵は冷蔵庫のどこに置く?長持ちさせる保存方法

食材・保存
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卵は、10℃以下の冷蔵庫で、できればドアポケットではなく温度変化や振動の少ない庫内の棚に、買ったときのパックのまま置くのがおすすめです。棚の中でも、冷気の吹き出し口が直接当たる場所は避けます。

卵を長持ちさせるには、「できるだけ低温ならよい」のではなく、温度を安定させ、衝撃や凍結を避けることが大切です。パックの向きも変えず、とがった方を下にして保存すると扱いやすくなります。

置き場所は冷蔵室の棚が使いやすい

JA全農たまごは、購入した卵をパックのまま、ドアポケットではなく冷蔵庫内の棚へ保存する方法をすすめています。ドア部分は開け閉めのたびに温度が変わりやすく、振動で殻にひびが入る可能性もあるためです。

そのため、置き場所を選べるなら、冷蔵室の棚の奥寄りなど、温度変化と振動が少ない場所が向いています。ただし、日本養鶏協会は冷気の吹き出し口に卵を置かないよう注意しています。冷気が直接当たって凍結すると、殻にひびが入ることがあるためです。

冷蔵庫によっては卵ケースがドアにある

冷蔵庫の機種によっては、卵ケースをドアポケットにも庫内にも設置できるものがあります。たとえば東芝の一部機種では、卵ケースを庫内またはドアポケットに設置できる仕様です。

専用の卵ケースがある場合は、冷蔵庫の取扱説明書も確認してください。そのうえで置き場所を自由に選べるなら、卵の温度と振動を安定させやすい庫内棚を選ぶとよいでしょう。

買ったパックのまま保存する

卵は、買ったときのパックから出さず、そのまま冷蔵庫へ入れると管理しやすくなります。JA全農たまごは、販売用パックは衝撃をやわらげるよう作られており、賞味期限も表示されているため、パックのまま保存することをすすめています。

パックのままなら、いつまで生食できる卵なのか確認しやすく、卵同士がぶつかるのも防ぎやすくなります。冷蔵庫へ入れる前に別のケースへ移し替える必要はありません。

とがった方を下、丸い方を上にする

市販の卵は、通常、とがった方が下になるようにパックされています。その向きのまま保存します。

JA全農たまごによると、とがった方は丸い方より強度があり、下にすると衝撃に備えやすくなります。また、丸い方には「気室」と呼ばれる空気の部屋があり、丸い方を上にしておくことが品質を保つうえでもすすめられています。

キユーピーも、冷蔵庫では卵のとがった方を下、丸い方を上にして保存する方法を紹介しています。

購入後はすぐに10℃以下で冷蔵する

日本養鶏協会とJA全農たまごは、家庭では卵を10℃以下で冷蔵保存するよう案内しています。買い物から帰ったら、長く室温に置かず、早めに冷蔵庫へ入れます。

冷蔵庫の中を食品でいっぱいにしすぎると冷気が回りにくくなります。日本養鶏協会は、冷気が十分に循環するよう詰めすぎに注意し、冷蔵庫を頻繁に開閉しないことも挙げています。

賞味期限は「生で食べられる期限」

卵の賞味期限は、生で食べられる期間の目安です。日本養鶏協会とJA全農たまごは、賞味期限を過ぎた卵について、冷蔵保存されていた場合でも、できるだけ早く十分に加熱して食べるよう案内しています。

賞味期限を長持ちの目安として延ばして考えるのではなく、パックに表示された期限と保存方法を守ります。先に買った卵から順に使うと、古い卵が冷蔵庫に残りにくくなります。

ひびが入った卵は生で食べない

保存中に殻へひびが入った卵は、生食を避けます。日本養鶏協会は、ひびが入った卵は加熱調理して食べるよう案内しています。

卵を取り出すときも、必要な分だけ静かに取り出し、パックを強くぶつけないようにします。ドアの開閉や移し替えによる衝撃を減らすことも、殻を割らずに保存するコツです。

卵を長持ちさせる保存のポイント

  • 購入後はすぐに10℃以下の冷蔵庫へ入れる
  • 置き場所を選べるなら、ドアポケットより庫内の棚を使う
  • 冷気の吹き出し口が直接当たる場所は避ける
  • 買ったときのパックのまま保存する
  • とがった方を下、丸い方を上にする
  • パックの賞味期限を確認し、先に買った卵から使う
  • ひびが入った卵や賞味期限を過ぎた卵は生食を避ける

冷蔵庫の中で迷ったら、パックのまま、冷気が直接当たらない庫内の棚を基本にすると分かりやすいでしょう。温度と振動を安定させ、表示された賞味期限を守って使うことが、卵を無駄なく安全に使うコツです。

参考資料