ひな人形はいつから飾る?飾り始める時期の目安

季節・年中行事
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ひな人形を飾り始める日に、全国共通の厳密な決まりはありません。目安は立春のころ、2月4日ごろから2月中旬にかけてです。遅くとも3月3日のひな祭りの1週間前までには飾ると、落ち着いて節句を迎えられます。前日の3月2日に慌てて飾る「一夜飾り」は避けるのが昔からの習わしです。

目安は立春ごろから2月中旬

一般社団法人 日本人形協会は、ひな人形を飾る時期について、立春のころから2月中旬にかけて、遅くともひな祭りの1週間前までには飾りたいと案内しています。人形の久月も、立春ごろから2月中旬にかけてを目安にしています。

そのため、「何月何日でなければならない」と考える必要はありません。節分が終わり、春を迎えるころから準備を始め、家族の都合のよい日に飾ればよいでしょう。

2月中旬までに飾ると、ゆっくり楽しめる

吉徳では、お節句の2~3週間前、2月中旬ごろまでに飾ることをすすめています。ひな祭り当日だけ見るのではなく、少し前から飾っておくことで、家族で節句を待つ時間も楽しめます。

初節句の場合は、飾り付けに慣れていなかったり、段飾りや道具の配置に時間がかかったりすることもあります。箱を開けてから慌てないよう、2月前半から中旬に時間を取って飾ると安心です。

前日の「一夜飾り」は避ける

吉徳では、ひな祭りの前日に飾る「一夜飾り」は昔から避けられてきたと説明しています。3月3日の直前になってから準備するよりも、余裕をもって飾るほうが人形や道具を丁寧に扱えます。

もし準備が遅くなった場合でも、乱暴に急いで飾るのではなく、落ち着いて扱える時間を確保しましょう。ひな人形は細かな飾りや金具が多いため、無理に急ぐより丁寧に扱うことが大切です。

飾る場所は直射日光と暖房を避ける

飾り始める時期だけでなく、置く場所にも注意します。吉徳は、直射日光が当たる場所を避け、ストーブなどの暖房器具からも離して飾るよう案内しています。直射日光は衣裳の変色や退色につながるためです。

また、飾るときは顔や手、金具へ直接触れないようにし、手をきれいに洗うか、薄手の手袋やきれいな布・紙を使います。指の脂分が汚れや金具のさびにつながることがあるためです。

片付けは3月3日の翌日に急がなくてもよい

「ひな人形をしまうのが遅いと結婚が遅れる」という話がありますが、久月は根拠のないものと説明しています。3月3日が終わったら、天気がよく乾燥した日を選んで片付けます。

久月では、遅くとも3月中旬までの天気のよい乾燥した日にしまうことをすすめています。雨の日に急いで片付けるより、湿気を避けてほこりを払ってから収納するほうが、人形を長く大切に保管できます。

まとめ

ひな人形は、立春ごろから2月中旬にかけて飾り始めるのが一般的な目安です。遅くとも3月3日の1週間前までに飾り、前日の一夜飾りは避けます。日にちを一つに決めつけず、家族が落ち着いて準備できる日を選び、直射日光や暖房を避けた場所で丁寧に飾りましょう。

参考資料