節分はいつ?毎年2月3日とは限らない理由
節分は、毎年2月3日と決まっているわけではありません。節分は「立春」の前日なので、立春が2月3日の年は節分が2月2日になり、立春が2月4日の年は2月3日になります。たとえば2025年は2月2日、2026年と2027年は2月3日が節分です。
節分はいつ?2025年・2026年・2027年の日付
国立天文台の暦によると、近年の節分は次のようになっています。
- 2021年:2月2日(立春は2月3日)
- 2025年:2月2日(立春は2月3日)
- 2026年:2月3日(立春は2月4日)
- 2027年:2月3日(立春は2月4日)
2021年には、節分が2月2日となるのは1897年以来、124年ぶりのことでした。また、1984年には節分が2月4日だったこともあります。「節分は必ず2月3日」と覚えるより、その年の立春の前日を確認すると間違えません。
節分が2月3日とは限らないのは、立春の日が変わるから
立春は、暦の上で春が始まる日です。二十四節気(にじゅうしせっき)という、季節の移り変わりを示す24の節目の一つに当たります。
現在の暦では、地球から見た太陽の位置を計算し、「太陽黄経(たいようこうけい)」が315度になった瞬間を含む日が立春と決まります。毎年、単純に2月4日と決めているわけではありません。
実際に国立天文台の計算では、2025年の立春は2月3日午後11時10分、2026年は2月4日午前5時2分でした。年によって立春になる日が違うため、その前日の節分も2月2日になったり、2月3日になったりするのです。
なぜ立春の日がずれる?地球の動きとうるう年
地球が太陽の周りを一周するのにかかる時間は、約365.2422日です。一方、普段使うカレンダーの一年は365日。差は毎年およそ6時間あります。
この差を調整するため、おおむね4年に一度、2月29日を加える「うるう年」が設けられています。ただし、4年分のずれは24時間ちょうどではなく、約23時間15分です。うるう年で1日を足しても、約45分の小さな差が残ります。
その小さな差が長い年月の間に積み重なると、立春が2月4日から2月3日に移る年が出てきます。2021年や2025年に節分が2月2日だったのは、このような暦と地球の動きの関係によるものです。節分の日が変わるのは、行事の決まりが変わったからではありません。
「節分」はもともと年に4回あった?
「節分」は、文字どおり季節を分けるという意味の言葉です。もともとは立春だけでなく、立夏・立秋・立冬の前日も、季節の変わり目として節分に当たりました。
そのうち、現在は立春の前日を特に「節分」と呼んでいます。かつての日本では、立春のころが一年の始まりに近い大切な節目と考えられたため、春を迎える前日の節分が特に重んじられたとされています。
「鬼は外、福は内」と豆をまくのも、新しい季節を迎える前に邪気を払い、福を招くよう願う風習です。豆まきのほか、恵方巻きを食べる家庭もありますが、行う日はその年の節分に合わせます。
その年の節分の日を間違えずに確認する方法
節分の日を確かめたいときは、国立天文台暦計算室の「暦要項」を見るのが確実です。「二十四節気および雑節」の表には、その年の立春と節分の日付が載っています。
確認するときは、次の順番で見ると簡単です。
- 知りたい年の「暦要項」を開きます。
- 「二十四節気および雑節」の表から「立春」の日付を探します。
- その一日前が節分です。表の「節分」の欄でも直接確認できます。
節分の豆まきなどを予定するときは、前年のカレンダーの2月3日をそのまま当てはめず、その年の日付を確認しましょう。神社やお寺の節分祭に参加する場合は、実施日時が異なることもあるため、参拝先の案内も確かめてください。