鏡餅はいつからいつまで飾る?鏡開きまでの流れ
鏡餅は、年末のうちに余裕をもって供え、一般的には1月11日の鏡開きまで飾ります。具体的な日取りの例として、新潟の白山神社では12月28日または30日に供えると案内しています。12月31日は「一夜飾り」とされ、避けるのが一般的です。鏡開きの日は地域によって違い、1月15日や20日、京都では1月4日に行う地域もあります。
鏡餅は12月28日や30日に供える例がある
鏡餅は、新年に迎える年神様への供え物として飾ります。日本鏡餅組合は、なるべく早めに用意して余裕をもって供えるよう案内し、12月31日に供える「一夜飾り」は好ましくないとしています。
日取りの具体例として、新潟の白山神社では鏡餅を12月28日または30日にまつると案内しています。29日は「苦の日」「二重苦」などの語呂から避ける習慣があり、31日も一夜飾りとして避けるとされています。
一般的には1月11日の鏡開きまで飾る
日本鏡餅組合では、鏡開きは一般的に1月11日とされています。松の内を1月7日までとする地域では、松の内が明けたあとも鏡餅はそのまま供え、1月11日に下げて食べる流れです。
しめ飾りや門松を外す日と、鏡餅を下げる日が同じとは限りません。「正月飾りを片づけたから鏡餅も下げる」と考えず、地域の鏡開きの日まで供えると分かりやすいでしょう。
鏡開きの日には地域差がある
鏡開きの日は全国一律ではありません。日本鏡餅組合によると、1月11日が一般的ですが、松の内を15日までとする地方では1月15日または20日に行う場合があります。また、京都では1月4日に行われます。
そのため、実家や地域で昔から決まった日がある場合は、その習慣を確認して合わせるのが自然です。迷う場合は、1月11日を一般的な目安として考えられます。
鏡餅を飾ってから鏡開きまでの流れ
- 年末のうちに鏡餅を用意し、余裕をもって供える
- 12月31日の一夜飾りは避ける
- 年が明けても、地域の鏡開きの日まで供えておく
- 鏡開きの日に鏡餅を下げる
- 餅を「開き」、雑煮や汁粉などにして食べる
鏡餅は飾って終わりではなく、鏡開きで食べるところまでが正月行事の流れです。日本鏡餅組合も、供えた鏡餅を下げ、家族で食べて一年の健康や幸せを祈る行事として鏡開きを紹介しています。
鏡開きでは刃物を使わず「開く」
昔ながらの鏡餅は、包丁で切るのではなく、木づちなどで叩いて割るのが伝統的な方法です。「割る」「切る」ではなく、縁起のよい言葉として「開く」と表します。日本鏡餅組合では、開いた餅を雑煮や汁粉などで食べる方法を案内しています。
カビが生えた餅は食べない
生の餅を長く供えていると、カビが生えることがあります。農林水産省は、餅にカビが生えた場合、見える部分だけを取り除いても内部や表面に見えないカビが残っている可能性があるため、食べずに捨てるよう案内しています。
加熱しても、カビ毒の中には通常の調理では分解しにくいものがあります。鏡開きだからと無理に食べず、カビが生えた餅は食べないようにしましょう。
まとめ
鏡餅は年末に余裕をもって供え、12月28日や30日を選ぶ例があります。一般的には1月11日の鏡開きまで飾りますが、1月15日・20日、京都の1月4日など地域差があります。鏡開きの日には鏡餅を下げて開き、雑煮や汁粉などにしていただきましょう。