冬に洗濯物が乾かないときはどうする?早く乾かす方法

洗濯・衣類
admin

冬に洗濯物が乾きにくいのは、空気が乾燥していても気温が低く、衣類に含まれた水分が蒸発しにくいためです。早く乾かしたいときは、「室温を上げる」「洗濯物へ風を当てる」「生地の重なりを減らす」の3つを組み合わせます。

夜に部屋干しするなら暖房しているリビングなど、温度が高い部屋を選びます。日中なら日差しが入り、室温が上がりやすい部屋が向いています。

冬は湿度が低くても、気温が低いと乾きにくい

ライオンは、洗濯物の乾燥スピードは「温度・湿度・風」の3つの条件で変わると説明しています。温度は高いほど、湿度は低いほど、風は強いほど乾きやすくなります。

冬は空気が乾燥していても、暖房していない部屋や屋外では気温が低くなります。温度が低いと、衣類に含まれた水分が水蒸気になって空気中へ移りにくくなるため、乾燥に時間がかかります。

夜の部屋干しは暖房している部屋を使う

ライオンは、夜に洗濯して部屋干しする場合、寝室などの寒い部屋ではなく、リビングなど暖房している部屋に干す方法をすすめています。

室温が高い場所へ干すことで乾燥スピードを上げやすくなります。暖房を切ったあとでも、まだ暖かさが残っている部屋を使うほうが、冷え切った部屋へ干すより乾かしやすくなります。

日中は日差しが入る暖かい部屋を選ぶ

日中に部屋干しする場合は、家の中で日差しが入りやすく、室温が上がる部屋を選びます。

ライオンは、日中の部屋干しでは日差しがたっぷり入る部屋のほうが室温が上がりやすく、洗濯物も早く乾くと案内しています。

暖房だけでなく、扇風機やサーキュレーターで風を当てる

冬の洗濯物を早く乾かすには、温度を上げるだけでなく、衣類の周りの湿った空気を動かすことも大切です。

ライオンは、エアコンなどで室温を上げながら、エアコンや扇風機、衣類乾燥除湿機などで衣類へ風を送ると、乾燥時間を短くできると案内しています。

洗濯物同士を密着させず、風が間を通るようにしてから、扇風機やサーキュレーターの風を広く当てましょう。

厚手の衣類は重なる部分を減らす

冬はトレーナー、パーカー、デニムなど厚手の衣類が増えます。こうした衣類は、生地が重なる部分が乾きにくくなります。

花王は、乾きにくい洗濯物は重なる部分を少なくすることがポイントだと案内しています。トレーナーは脇の下が重ならないように干し、デニムは裏返して筒状にし、内側へ空気が通る形にします。

バスタオルなど大きな布も、真ん中で二つ折りにするより、前後をずらして干すと空気に触れる面を増やせます。

冬に除湿機を使うなら、低温時の性能を確認する

衣類乾燥除湿機は、除湿方式によって低い室温への強さが異なります。

Panasonicは、デシカント方式はヒーターを使うため冬場に強く、低温時でも除湿性能が安定しやすいと説明しています。ハイブリッド方式も、気温の影響を受けにくく一年を通して使いやすい方式です。

一方、コンプレッサー方式は梅雨から夏の高温多湿の時期に能力を発揮しやすい方式です。冬に除湿機を使う場合は、手持ちの機種の除湿方式や使用可能な室温を取扱説明書で確認しましょう。

暖房して干すときは結露にも注意する

冬に室内で洗濯物を干すと、衣類から出た水分で室内の湿度が上がります。暖かく湿った空気が冷たい窓や壁に触れると、結露が生じやすくなります。

ライオンは、冬の部屋干しでは結露対策として家の中の空気を動かし、換気することが大切だと案内しています。換気設備や換気扇を適切に使い、窓や壁に結露が出る場合は湿気をため込まないようにしましょう。

石油ストーブやガスストーブなどの燃焼式暖房器具を使う場合は、製品の取扱説明書に従い、必要な換気を行ってください。

冬に洗濯物を早く乾かす手順

  1. 夜は暖房している部屋、日中は日差しが入る暖かい部屋を選ぶ
  2. 洗濯物同士を離し、重なる部分を減らして干す
  3. 扇風機やサーキュレーターで風を当てる
  4. 必要に応じて、冬の低温に向く衣類乾燥除湿機を使う
  5. 室内に湿気がこもらないよう、換気設備や換気扇を使う

まとめ

冬は空気が乾燥していても、気温が低いことで洗濯物の乾燥に時間がかかります。暖房している部屋や日差しが入る部屋を使い、扇風機・サーキュレーターなどで風を当てると乾燥を早められます。

厚手の衣類は重なりを減らし、除湿機を使う場合は低温時の性能を確認しましょう。暖房した部屋で干すときは、結露を防ぐための換気も忘れないことが大切です。

参考資料