トマトは冷蔵庫に入れる?おいしさを保つ保存方法
トマトは、完熟しているなら冷蔵庫の野菜室で保存し、まだ青く熟し切っていないなら常温で追熟させてから野菜室へ移すのが基本です。冷やしすぎると甘みが弱くなることがあるため、チルド室ではなく野菜室を使います。
保存するときは、1個ずつキッチンペーパーで包み、ヘタ側を下にしてポリ袋へ入れると、乾燥や傷みを防ぎやすくなります。
完熟トマトは野菜室で保存する
農林水産省は、熟したトマトを冷蔵に適した野菜として案内しています。カゴメも、生のトマトを保存するときは冷蔵庫の野菜室をすすめています。
カゴメでは、トマトに適した保存温度を10℃前後とし、0~1℃ほどのチルド室では温度が低すぎて傷むことがあるとしています。冷蔵庫へ入れるときは、チルド室ではなく野菜室を選びましょう。
1個ずつ包み、ヘタ側を下にする
トマトは外からの衝撃に弱いため、そのまま野菜室へ入れるより1個ずつ包んで保存します。カゴメと農林水産省は、キッチンペーパーで包み、肉厚で傷みにくいヘタ側を下にしてポリ袋へ入れ、野菜室で保存する方法を紹介しています。
- トマトを1個ずつキッチンペーパーで包みます。
- ヘタ側を下にして保存用ポリ袋へ入れます。
- 袋に入れたまま野菜室で保存します。
農林水産省とカゴメが示す冷蔵保存の目安は7~10日ほどです。保存期間はあくまで目安なので、状態を確認しながら早めに食べ切ります。
まだ青いトマトは常温で追熟させる
まだ青みが残り、十分に熟していないトマトは、すぐに冷蔵せず常温で追熟させる方法があります。カゴメでは、1日の気温差があまり大きくない冷暗所で、ヘタ側を下にして保存する方法を紹介しています。
追熟の適温は15~25℃、保存期間の目安は2~3日です。赤く熟したら、キッチンペーパーで包んだままポリ袋へ入れ、野菜室へ移します。
暑い時期は常温保存を避ける
農林水産省とカゴメは、気温が高くなる5~9月ごろはトマトを野菜室で保存するよう案内しています。暑い部屋で常温に置くと傷みやすいためです。
涼しい時期には常温保存もできますが、すでに熟しているトマトを数日保存したい場合は、野菜室へ入れるほうが管理しやすくなります。農林水産省も、熟したトマトは冷蔵が適した野菜としています。
冷やしすぎると甘みが弱くなる
農林水産省とカゴメは、トマトは冷やしすぎると甘みが弱くなるとしています。保存のために低温にすればよいわけではなく、寒さに弱いトマトには野菜室くらいの温度が向いています。
「冷蔵庫に入れるか、常温に置くか」で迷ったら、熟し具合と室温で決めます。青く未熟なら涼しい場所で追熟、完熟しているなら野菜室、暑い時期は熟し具合にかかわらず野菜室を基本にすると分かりやすいでしょう。
おいしさを保つ保存のポイント
- 完熟トマトは冷蔵庫の野菜室へ入れる
- チルド室など低温すぎる場所は避ける
- 1個ずつキッチンペーパーで包み、ヘタ側を下にする
- まだ青いトマトは15~25℃を目安に常温で追熟させる
- 熟したら野菜室へ移す
- 5~9月ごろの暑い時期は常温保存を避ける
トマトは、熟し具合と季節で保存場所を変えるのがコツです。完熟後は野菜室、まだ青いなら涼しい場所で追熟、と覚えておくと、おいしさを保ちながら使いやすくなります。