服についたカレーのシミを落とすには?
服にカレーをこぼしたら、最初から水で洗い流すのではなく、まず乾いたティッシュや布で表面のカレーと油分をそっと取り除くのが基本です。花王は、カレーのような油を含んだ汚れにすぐ水をつけると、汚れが広がることがあると案内しています。
そのあと、家庭で洗える衣類で、酸素系漂白剤を使える表示なら、対応する液体酸素系漂白剤をシミへ直接つけ、放置せずにいつもの洗剤で洗濯します。衣類の洗濯表示と、使う漂白剤の表示を両方確認してから行いましょう。
カレーのシミは最初に乾いた布で取る
カレーはルウや具材の油分を含むことがあります。花王のカレー専用のシミ抜き手順では、まず乾いたティッシュや布で汚れを拭き取り、最初から水をつけないよう案内しています。
厚く付いたカレーが残っている場合も、横へこすらず、ティッシュなどでそっとつまみ取ります。こすると汚れの範囲が広がるため、上から押さえるように取り除きます。
カレーの分類はメーカーによって説明が異なる
ライオンは、カレーをしょうゆ、ソース、コーヒーなどと同じ「水溶性のシミ」の例に挙げています。一方、花王のカレー専用ページでは、カレーを油を含んだ汚れとして扱い、最初に油分を拭き取る方法を示しています。
このように、家庭向けの分類方法はメーカーの案内によって異なります。この記事では、カレーだけを対象に具体的な手順が示されている花王の案内を優先し、まず乾いた布で汚れを取ってから次の処置へ進みます。
外出先では油分を押さえて取る
外出先ですぐ洗濯できない場合は、まず乾いたティッシュやハンカチで、こすらずにカレーの油分を吸い取ります。
花王は、油分を含んだシミの応急処置として、乾いたティッシュやハンカチで油分を押さえて取ったあと、ぬらしたティッシュやハンカチに手洗い石けんなどをつけてシミになじませ、水を含ませたティッシュなどで押さえる方法を案内しています。
最後は乾いたティッシュで水分を取ります。シミを広げないよう、横にゴシゴシこすらないことが大切です。
家に帰ったら洗濯表示を確認する
本格的なシミ抜きの前に、家庭で洗える衣類か、漂白剤を使える衣類かを洗濯表示で確認します。
消費者庁の洗濯表示では、三角形が漂白処理の記号です。三角形に斜線が2本ある表示は酸素系漂白剤を使用でき、三角形に×がある表示では漂白処理ができません。
家庭洗濯ができない衣類や、漂白処理ができない衣類には、以下の酸素系漂白剤を使う手順を行いません。
家庭で洗える服のカレージミを落とす手順
1. 乾いたティッシュや布で汚れを取る
表面に残っているカレーをそっと取り、乾いたティッシュや布で油分を押さえます。花王は、カレーのシミに対して最初から水をつけるのではなく、まず乾いた状態で汚れを取るよう案内しています。
2. 使える場合は液体酸素系漂白剤を直接つける
衣類の洗濯表示で酸素系漂白剤を使えることを確認できたら、対応する液体酸素系漂白剤をシミ部分へ直接つけます。
花王の「ワイドハイター EXパワー」では、カレーの汚れに直接塗る方法が案内されています。ただし、使える素材や使用量は製品によって異なるため、漂白剤の表示を確認します。
3. 放置せずにすぐ洗濯する
酸素系漂白剤を塗ったあとは、長時間そのまま置かず、すぐに洗濯します。花王も、直塗り後は放置せず、普段使っている洗濯用洗剤と一緒に洗濯するよう案内しています。
洗濯方法や水温は、衣類の洗濯表示に従います。
最初から水をたっぷりかけない
しょうゆやコーヒーなどでは水を使う応急処置が向くことがありますが、カレーでは同じ手順をそのまま当てはめないほうがよい場合があります。
花王のカレー専用手順では、油を含んだ汚れにすぐ水をつけると汚れが広がるとして、最初に乾いた布で油分を取るよう案内しています。食べ物のシミでも、汚れの種類によって最初の処置が違う点に注意します。
漂白剤は表示以上に長く置かない
カレーの黄色い色が残っていても、漂白剤を自己判断で濃くしたり、指定以上の時間放置したりしません。直塗り後すぐ洗うよう指定されている製品では、その方法を守ります。
一度洗っても色が残る場合は、衣類と漂白剤の表示を確認し、それ以上の処置が適切か判断します。大切な衣類や、表示どおりに処置しても残るシミは、クリーニング店へ相談します。
水洗いできない服は無理に自宅で処理しない
スーツ、ジャケット、ウールやシルクなどには、家庭で水洗いできない衣類があります。家庭洗濯禁止の表示がある場合は、通常の水洗いや酸素系漂白剤による処置を自己判断で行いません。
クリーニングへ出すときは、カレーを付けたことと、付いた時期が分かれば伝えます。
まとめ
服についたカレーのシミは、まず乾いたティッシュや布で表面の汚れと油分を取り、最初から水で広げないことがポイントです。家庭で洗える衣類なら、洗濯表示を確認し、使える液体酸素系漂白剤をシミへ直接つけて、放置せずに洗濯します。
食べ物のシミでも処置方法は同じではありません。カレーでは、カレー専用に示されたメーカーの手順を優先しましょう。