洗濯機の糸くずフィルターはどう掃除する?

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洗濯機の糸くずフィルターは、たまった糸くずを取り除き、目詰まりしている部分を水洗いして、向きとつめを確認しながら元どおりに取り付けます。縦型洗濯機では、洗濯のたびに掃除するよう案内しているメーカーがあります。ドラム式では「排水フィルター」と呼ばれることもあり、外す前に残水を抜く必要がある機種があるため、同じ手順で扱わず取扱説明書を確認しましょう。

糸くずフィルターは洗濯で出たゴミを受け止める

糸くずフィルターには、洗濯中に衣類から出た糸くずやほこりがたまります。パナソニックでは、フィルターが目詰まりすると糸くずやほこりが逆流し、衣類に付きやすくなると案内しています。

日立でも、タテ型洗濯機の糸くずフィルターが目詰まりすると、洗濯物への糸くず付着の原因になるとしています。ゴミが少なく見えても、網目に細かな汚れが詰まっていることがあるため、定期的に確認することが大切です。

縦型は毎回のお手入れをすすめる機種がある

パナソニックのタテ型洗濯機では、糸くずフィルターを洗濯のたびにお手入れするよう案内しています。日立の現行タテ型洗濯機BW-X120Mも、運転終了後に毎回お手入れすることを目安としています。

ただし、フィルターの形や取り外し方は機種によって違います。掃除の頻度と取り外し方は、自宅の洗濯機の取扱説明書を優先してください。

縦型の基本的な掃除手順

縦型洗濯機では、次の流れで掃除できる機種が多くあります。

  1. 運転が終わっていることを確認する
  2. 糸くずフィルターを洗濯槽から取り外す
  3. ケースやネットを開き、たまった糸くずを捨てる
  4. 網目に残った糸くずや汚れを取り除く
  5. 取れにくい汚れは水で洗い流す
  6. フィルターを元の形に戻し、洗濯槽へ確実に取り付ける

シャープのタテ型洗濯機では、ネットを裏返して糸くずを取り除き、汚れが取れにくい場合は水洗いする方法を案内しています。日立では、フィルター内の糸くずを取り除き、目詰まりを洗い落としてから、つめが確実に入るよう元どおりに取り付けます。

無理に引っ張らず、機種ごとの外し方を確認する

糸くずフィルターは、つまみを押して外すもの、手前へ倒して外すものなど形がさまざまです。

シャープでは、つまみの奥側を押し下げて軸を外すタイプなど、機種に合った取り外し方を案内しています。外しにくい場合は力任せにせず、取扱説明書でフィルターの形状と外し方を確認しましょう。

水洗いするのは目詰まりや汚れが取れにくいとき

乾いた糸くずは、まず手で取り除きます。網目に細かな糸くずや汚れが残る場合は、水洗いします。パナソニックも、目詰まりが取れにくい場合は水につけて手入れする方法を案内しています。

水洗い以外のお手入れ方法が必要な場合は、自宅の取扱説明書に書かれた方法に従ってください。

取り付けは「カチッ」と入ったか確認する

掃除後は、フィルターの上下や向きを確認して元どおりに取り付けます。日立のBW-X120Mでは、上下のつめを確実に差し込み、「カチッ」と音がするまで押すよう案内しています。シャープにも「上 UP」「下 DOWN」の表示を確認して取り付けるタイプがあります。

フィルターを正しく取り付けないまま運転すると、運転中に外れたり、破損したりするおそれがあります。指定された位置まで確実に取り付けましょう。

フィルターを外したまま洗濯しない

パナソニックと日立は、糸くずフィルターを外した状態で洗濯しないよう案内しています。洗濯物を傷める原因になるためです。

また、フィルターを外したあとの穴に硬貨やヘアピンなどを落とさないよう注意します。破れや破損があるフィルターは、そのまま使わず、対応する交換部品を用意しましょう。

ドラム式は「排水フィルター」の手順が違う

ドラム式洗濯機では、洗濯時に出る糸くずを受ける部分が「排水フィルター」や「糸くずフィルター」と呼ばれ、本体下部などに付いている機種があります。縦型の槽内フィルターとは外し方も掃除頻度も違います。

パナソニックの現行ドラム式の例では、排水フィルターを週1回を目安に掃除するよう案内しています。日立のBD-SW120Mでは、2週間に1回が目安です。機種によっては「フィルター確認」などのお知らせが出たときにも掃除します。

ドラム式は残水を抜いてから外す

ドラム式の排水フィルターは、内部に水が残った状態で外すと水が流れ出ることがあります。日立では、運転中やドラム・排水ホースに残水があるときは外さず、脱水運転で排水してから作業するよう案内しています。

掃除するときは、取扱説明書に従い、床がぬれないよう洗面器などの水受けとタオルを用意します。日立のBD-SW120Mでは、フィルターをゆっくり取り外し、糸くずを除去して洗い流し、歯ブラシや綿棒などで手入れしたあと、奥まで差し込んでつまみを確実に固定します。

掃除を後回しにすると排水トラブルにつながることがある

ドラム式の糸くず・排水フィルターにゴミがたまると、排水しにくくなる場合があります。日立は、糸くずがたまると排水エラーや排水口の詰まり、水漏れの原因になると案内しています。

縦型でも、目詰まりすると糸くずが衣類へ戻りやすくなります。大量にたまってからまとめて掃除するより、メーカーが示す頻度でこまめに捨てるほうが簡単です。

まとめ

縦型洗濯機の糸くずフィルターは、毎回のお手入れをすすめる機種があり、糸くずを捨て、目詰まりを水洗いして確実に取り付けるのが基本です。ドラム式の排水フィルターは週1回や2週間に1回など機種差があり、残水を抜いてから外す必要があります。外し方・頻度・水洗い方法は、必ず自宅の洗濯機の取扱説明書を優先しましょう。

参考資料