掃除の雑巾はどう洗う?臭くなりにくいお手入れ方法

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掃除に使った雑巾は、汚れを落としてよくすすぎ、できるだけ早く乾かすのが基本です。水分と汚れが残ったまま置くと、においの原因になりやすいため、洗ったあとに丸めて放置しないことが大切です。

普段は洗剤で洗って十分に乾燥させればよく、においや汚れが残るときだけ、雑巾の素材や色に使える漂白剤を製品表示どおりに使います。塩素系漂白剤を使う場合は、酢やクエン酸など酸性のものと絶対に混ぜません。

雑巾は使い終わったら汚れをためずに洗う

雑巾のにおいを残しにくくするには、使ったあとに長時間ぬれたまま放置しないことが第一です。Panasonicは、生乾き臭について、衣類に残った汚れと水分がある環境で雑菌が増えることが原因になると説明しています。

掃除が終わったら、砂や髪の毛など大きなゴミを落とし、その日のうちに洗います。特に床、玄関、浴室などを拭いた雑巾は、汚れた状態でバケツや洗面器に丸めて置かないようにします。

基本の洗い方は「洗う・すすぐ・乾かす」

1. 大きな汚れを先に落とす

泥、砂、髪の毛、食べこぼしなどが付いている場合は、洗剤を使う前にできるだけ取り除きます。汚れが多い雑巾は、いきなりほかの洗濯物と一緒にせず、まず予洗いすると扱いやすくなります。

2. 洗剤を使ってもみ洗いする

水やぬるま湯に、雑巾の素材に使える洗濯用洗剤を入れ、もみ洗いします。厚生労働省のふきんの衛生管理でも、洗剤で洗浄したあと、流水で洗剤を十分に洗い流す手順が示されています。

油汚れや黒ずみが目立つ部分は、洗剤液の中でもみ洗いし、汚れた水は交換します。洗剤の量は多ければよいわけではないため、製品表示の使用量を守ります。

3. 泡や洗剤分が残らないよう十分にすすぐ

洗ったあとは、水が濁らなくなり、洗剤の泡が残らないようしっかりすすぎます。厚手の雑巾は洗剤分が内側に残りやすいので、折り重なった部分も広げてすすぎます。

4. しっかり絞って、すぐ広げて干す

すすいだ雑巾はよく絞り、重なりを少なくして風通しのよい場所に干します。花王も、ふきんはすすいだあとに手早く乾燥させ、特に厚手のものは乾きにくいため注意するよう案内しています。

Panasonicも、生乾き臭を抑えるには正しく洗濯し、素早くしっかり乾かすことが重要だと説明しています。折りたたんだまま置かず、物干しやハンガーに広げて空気が通るようにします。

使った雑巾をぬれたまま翌日まで置かない

掃除が終わったあと、「あとでまとめて洗おう」とぬれた雑巾をバケツの中へ入れたままにすると、乾きにくい状態が続きます。

すぐ洗えない場合でも、少なくとも丸めたままにせず、いったん広げて乾かします。その後、洗う時間が取れたときに改めて洗剤で洗います。臭いを防ぐうえでは、ぬれた状態が長く続かないようにすることが重要です。

においが残るときは漂白剤を使えるか確認する

洗剤で洗って乾かしてもにおいが残る場合は、雑巾の洗濯表示や素材に使える漂白剤を確認します。花王は、洗濯物のにおいが取れない場合、衣料用漂白剤でのつけ置き漂白などを案内しています。

色柄物にも使える酸素系漂白剤がありますが、すべての素材に使えるわけではありません。白い無地の綿などで、製品表示が対応している場合は塩素系漂白剤を使えることもあります。

漂白剤は、濃度やつけ置き時間を自己判断で増やさず、必ず製品表示どおりに使います。使用後は十分にすすぎ、よく乾かします。

台所で使う白いふきんは塩素系漂白剤で除菌できる製品もある

食卓や台所で使う白いふきん・台ふきんでは、塩素系の台所用漂白剤を使える場合があります。花王は、色柄のない白物ふきんを対象に、キッチンハイターの希釈液へつけ置きしたあと、よくすすいで乾燥させる方法を案内しています。

ただし、掃除用雑巾すべてに同じ方法を使えるわけではありません。色柄物や、塩素系漂白剤に弱い繊維には使用できないため、雑巾と漂白剤の表示を両方確認します。

塩素系漂白剤は酸性のものと絶対に混ぜない

塩素系漂白剤を使う場合は、酢、クエン酸、酸性洗剤などと一緒に使いません。酸性のものと塩素系製品が混ざると、有害な塩素ガスが発生する危険があります。

雑巾に酸性洗剤やクエン酸が残っている可能性がある場合は、塩素系漂白剤を追加するのではなく、まず十分に水ですすぎます。漂白剤を使うときは換気し、手袋など製品表示にある注意事項を守ります。

雑巾は使う場所ごとに分けると管理しやすい

同じ雑巾を家じゅうに使い回すより、キッチン、床、浴室、トイレなど用途を分けると、汚れの種類に合わせて洗いやすくなります。

たとえば、食卓やキッチンで使う布と、トイレや排水口まわりで使う雑巾は分けておくと、洗い方や保管場所も決めやすくなります。色やサイズを変える、保管場所を分けるなど、間違えにくい方法にします。

洗濯機で洗う場合も先にひどい汚れを落とす

洗濯機で洗える素材の雑巾なら、洗濯機を使うこともできます。ただし、泥や砂、油、髪の毛などが多く付いたまま入れるのではなく、先に予洗いして大きな汚れを落とします。

洗濯機へ入れるか手洗いするかは、雑巾の素材、汚れの種類、洗濯機の取扱説明書に合わせて決めます。ほかの衣類へ汚れを移したくない雑巾は、衣類とは分けて洗うほうが扱いやすいです。

洗ってもにおいが戻る雑巾は交換する

洗剤や漂白剤を表示どおりに使ってもにおいが取れない、繊維が硬くなって汚れを拭き取りにくい、破れやほつれが増えた、といった雑巾は交換時期です。

古い雑巾を長く使うことより、汚れをきちんと拭き取れて、洗ったあとに乾きやすい状態を保つことを優先します。

まとめ

掃除の雑巾は、使ったあとに汚れを落とし、洗剤で洗って十分にすすぎ、よく絞ってすぐ乾かすのが基本です。臭いを防ぐには、洗った雑巾をぬれたまま放置せず、風通しのよい場所で手早く乾燥させることが大切です。

においが残る場合は、素材に使える漂白剤を表示どおりに使います。特に塩素系漂白剤は酸性のものと混ぜず、用途別に雑巾を分けて清潔に管理しましょう。

参考資料