洗濯機の洗剤投入口はどう掃除する?カビや固まりを防ぐ方法

掃除
admin

洗濯機の洗剤投入口は、洗剤ケースを取り外せる機種なら、ケースやカバーを外して水洗いし、水気を拭き取って十分に乾かしてから元に戻します。本体側の差し込み口は、固く絞った布などで汚れを拭き取ります。洗剤や柔軟剤の残りを放置すると、カビや洗剤の流れにくさにつながることがあります。粉末洗剤を使う場合は、ケースを濡れたままにしないことも固まり防止のポイントです。

洗剤投入口は汚れたら水洗いする

パナソニックでは、洗剤投入口や洗剤ケースが汚れたら、取り外して水洗いするよう案内しています。汚れを放置するとカビの原因になり、こびりつくと洗剤や柔軟剤が流れにくくなったり、ケースに水がたまったりすることがあります。

日立も、洗剤や柔軟剤が付着しているときや、ほこりなどで汚れているときは洗剤ケースを洗い流すよう案内しています。

まず取扱説明書で外し方を確認する

洗剤ケースの形や外し方は機種によって違います。シャープには、ケースを止まるまで引き出してから斜め上へ持ち上げて外す機種があります。日立には、手前へ引いたあと斜め下方向へ抜く機種があります。

力任せに引っ張らず、自宅の洗濯機の取扱説明書で外し方を確認してください。カバーやキャップが付いている場合は、それらも指定どおり取り外して掃除します。

洗剤ケースとカバーを水洗いする

取り外した洗剤ケースは、残っている洗剤や柔軟剤を水で洗い流します。カバーやキャップの裏側、筒状の部分などにも洗剤が残りやすいため、外せる部品は分けて洗います。

パナソニックでは、ケースやカバーのぬめりが取れるまで水洗いし、筒やカバーの裏側などを柔らかい布や綿棒で掃除する方法を案内しています。

日立のBW-X120Mでは、汚れがひどい場合に約40℃のお湯へ約5分浸し、歯ブラシなどで手入れする方法が示されています。この温度と時間は同機種の案内例なので、ほかの機種では取扱説明書に従ってください。

本体側の差し込み口は拭き掃除する

洗剤ケースを外した本体側にも、洗剤や柔軟剤、ほこりが付くことがあります。日立では、差し込み口の内部を歯ブラシなどで手入れし、湿った布で汚れを拭き取るよう案内しています。

パナソニックも、本体側の汚れは絞ったタオルなどで拭き取る方法を案内しています。手が届かない奥まで無理に道具を入れず、届かない部分の汚れが気になる場合は点検や修理を依頼します。

洗ったあとは水気を取って乾かす

ケースやカバーを洗ったら、水分を拭き取り、十分に乾かしてから取り付けます。特に粉末洗剤を使う場合は、この乾燥が大切です。

シャープでは、洗剤ケースやカバーが濡れていると、粉末洗剤がケース内の水分で固まり、給水時に洗濯槽へ流れず、ケース内に残ることがあると案内しています。

粉末洗剤を入れる前にケースが濡れている場合は、乾いた布などで水分を拭き取りましょう。

カバーやキャップは忘れず元に戻す

洗剤ケース内のカバーやキャップは、洗浄後に正しい位置へ戻します。シャープでは、カバーを取り付け忘れると液体洗剤や柔軟剤が正しく流れなくなる場合があると案内しています。

パナソニックでも、ケースやカバーが正しく取り付けられていないと、サイフォン構造が正常に働かず、投入口に水が多く残ることがあるとしています。

洗剤ケース本体も、取扱説明書で指定された位置まで確実に差し込みます。

固まりを防ぐには洗剤を濡れたケースへ入れない

洗剤ケースの中で粉末洗剤が固まるのを防ぐには、ケースを乾いた状態にしてから洗剤を入れます。パナソニックは、洗剤投入口が濡れたままだと洗剤が固まる原因になると案内しています。

また、洗剤そのものがダマになっている場合も溶けにくくなります。固まった粉末洗剤は、製品の使い方に従ってほぐしてから使用します。

洗剤や柔軟剤を残したまま放置しない

洗剤や柔軟剤がケースに付いたまま残ると、こびりついて取れにくくなり、流れにくさの原因になります。シャープは、洗剤ケースや本体側の収納部に洗剤が付着した場合、ぬるま湯を含ませて固く絞った布ですぐに拭き取るよう案内しています。

柔軟剤は製品によって粘度が高く、流れにくくなる場合があります。パナソニックでは、濃縮タイプの柔軟剤が流れにくい場合、製品条件に応じて同量の水で薄める案内がありますが、銘柄によっては水と混ざると固まるものもあるため、柔軟剤容器の注意書きも確認してください。

掃除頻度は機種の指定を優先する

洗剤投入口のお手入れ頻度は機種によって違います。パナソニックは「汚れたら」、日立は洗剤や柔軟剤が付着しているときや汚れているときに手入れするよう案内しています。

決まった頻度をすべての洗濯機に当てはめず、洗剤や柔軟剤の残り、ぬめり、固まりが見えたら早めに掃除し、取扱説明書に頻度の指定がある場合はそれに従いましょう。

自動投入タンクは別のお手入れが必要

液体洗剤や柔軟剤の自動投入機能がある洗濯機では、手動の洗剤ケースとは別に、自動投入タンクや経路のお手入れが必要です。お手入れ頻度や洗浄方法は機種によって大きく違います。

手動投入口を掃除しただけで自動投入経路まできれいになるわけではありません。自動投入を使っている場合は、取扱説明書の「自動投入タンク」「自動投入経路」の項目も確認してください。

まとめ

洗剤投入口は、ケースやカバーを外して水洗いし、本体側は固く絞った布などで拭き取ります。洗った部品は水気を取って十分に乾かし、カバーやキャップを正しく戻すことが大切です。洗剤や柔軟剤を残したままにせず、特に粉末洗剤は濡れたケースへ入れないようにすると、カビや固まり、流れにくさを防ぎやすくなります。

参考資料