服についたファンデーションを落とすには?
服にファンデーションがついたら、まずこすらず、ティッシュやハンカチで押さえるようにして余分な汚れを移し取ります。帰宅後は洗濯表示を確認し、家庭で洗える衣類なら洗濯用洗剤の原液をシミへ直接なじませてから洗います。
ライオンは、ファンデーションを口紅や化粧クリームなどと同じ「油溶性のシミ」に分類しています。水だけで何度もすすぐより、衣類に使える洗剤をシミへ直接なじませてから洗うのが基本です。
ファンデーションがついたら、こすらず押さえる
着替えるときや、襟元に顔が触れたときなど、ファンデーションは首まわりや服の表面につくことがあります。シミは時間がたつほど落としにくくなるため、気づいたら早めに処置します。
花王は、外出先でファンデーションや口紅が衣類についた場合、ティッシュペーパーやハンカチを使い、こすらず押さえるようにしてシミを移し取るよう案内しています。横へこすると汚れが広がるため、上から軽く押さえます。
ファンデーションは油溶性のシミ
ライオンは、ファンデーション、口紅、化粧クリームなどを油溶性のシミの例に挙げています。
そのため、自宅で処理するときは、水だけで流そうとするのではなく、衣類に使える洗濯用洗剤をシミへ直接なじませ、洗濯で落としやすくします。
服についたファンデーションを落とす手順
1. 洗濯表示を確認する
まず、家庭で洗える衣類かを確認します。消費者庁の洗濯表示では、洗濯おけに×が付いた表示は家庭での洗濯ができません。
あとで漂白剤を使う可能性があるため、三角形の漂白表示も見ておきます。三角形に斜線が2本ある表示では酸素系漂白剤を使用でき、三角形に×がある場合は漂白処理ができません。
2. 表面の汚れを押さえて取る
シミの表面にファンデーションが多く残っている場合は、ティッシュなどで押さえて移し取ります。汚れを広げないよう、横方向にゴシゴシこすりません。
3. 洗濯用洗剤の原液を直接なじませる
家庭で洗える一般的な衣類では、花王は「アタックZERO」の原液をシミ部分へ直接塗り、なじませてから洗濯する方法を案内しています。
部分的な汚れには、「アタック泡スプレー 除菌プラス」をシミへスプレーする方法も案内されています。実際に使う製品の表示に従い、原液を塗ったまま長時間放置しません。
色落ちが心配な衣類は、目立たない部分で試してから使います。
4. デリケートな衣類はおしゃれ着用洗剤を使う
弱い洗濯や手洗いが指定されているデリケートな衣類では、花王は「エマール」の原液をシミへ直接つけ、指の腹でなじませてから洗濯する方法を案内しています。
強くこすらず、洗剤をシミへやさしくなじませます。洗濯方法や水温は衣類の洗濯表示に従います。
一度洗っても残る場合は酸素系漂白剤を確認する
洗濯してもファンデーションの色が残る場合は、衣類の漂白表示を確認します。酸素系漂白剤を使用できる衣類なら、対応する液体酸素系漂白剤をシミへ直接つけて、すぐに洗濯する方法があります。
花王は「ワイドハイター EXパワー」や「ワイドハイター PRO リキッド」などを使う方法を案内しています。製品によって使える素材や使用量が異なるため、衣類の表示と漂白剤の使用上の注意を両方確認してください。
落ち方は生地やシミの状態で変わる
花王は、シミの種類や生地の素材によって落ちやすさに違いがあると案内しています。洗剤を使っても一度で完全に落ちないことがあります。
家庭洗濯禁止の衣類には、ここで紹介した水洗いの手順を行いません。また、大切な衣類や、表示どおりに処理してもシミが残る衣類は、無理に処置を重ねずクリーニング店へ相談します。
まとめ
服についたファンデーションは、まずこすらず押さえて余分な汚れを取り、家庭で洗える衣類なら洗濯用洗剤の原液をシミへなじませてから洗います。デリケートな衣類では、表示に合ったおしゃれ着用洗剤を使います。
洗濯後も色が残る場合は、酸素系漂白剤を使える表示か確認してから追加のシミ抜きを行いましょう。