洗濯物の色移りを落とすには?気づいたときの対処法
洗濯物に別の衣類の色が移ったら、まずは乾かさず、色移りした衣類だけを早めに洗い直すのが基本です。濃い色の衣類から出た染料が白物や淡い色の衣類に付いた直後なら、洗い直すことで薄くなることがあります。
ただし、色移りした染料は繊維に強く付くため、いつでも完全に元へ戻せるとは限りません。洗濯表示を確認し、無理に熱いお湯や強い漂白剤を使わないことも大切です。
色移りに気づいたら乾かさずに洗い直す
洗濯物を取り出したときに色移りを見つけたら、原因になった濃色の衣類は別にし、色が移った衣類をすぐに洗い直します。ライオンの案内でも、移染した直後は乾燥させずに洗い直すと回復する場合があるとされています。
- 色移りした衣類の洗濯表示を確認します。
- 家庭で水洗いできる衣類なら、洗濯表示に合う方法で、色移りした衣類だけを洗います。
- 衣類に合う洗剤を適量使い、表示の範囲内の水温で洗い直します。
- 色が落ちたかを確認してから干します。
色移りの原因になった衣類をもう一度一緒に洗うと、さらに染料が出ることがあります。特に新品の濃色衣類やジーンズなどは、白物や淡色の衣類と分けて洗うほうが安心です。
洗い直しても残るときは漂白表示を確認する
洗い直しても色が残る場合は、衣類の洗濯表示で漂白剤を使えるか確認します。三角形の漂白表示には、「塩素系・酸素系の両方が使える」「酸素系だけ使える」「漂白できない」という違いがあります。
色柄物は、表示で使用できる場合に酸素系漂白剤を選び、製品に書かれた使用量・時間・水温を守って使います。白物でも、塩素系漂白剤を使えるのは洗濯表示と漂白剤の使用条件の両方を満たす場合だけです。
花王は、移った染料は多くの場合回復が難しい一方、ぬるま湯に洗剤と酸素系漂白剤を入れて洗濯を繰り返すと、次第に薄くなることがあると案内しています。衣類の素材や染まり方によって結果は変わるため、無理に何度も強い処理を続けないようにします。
熱いお湯や長時間のつけ置きは避ける
お湯は洗浄力を高めることがありますが、温度が高すぎると衣類そのものが色落ちしたり、縮んだりすることがあります。必ず洗濯表示に書かれた上限温度を守ります。
また、濃色衣類との長時間のつけ置きは避けます。染色した繊維は水に長く浸すと色が出やすくなり、洗剤や漂白剤の液ではさらに色落ちしやすくなることがあります。漂白剤を使う場合も、製品に書かれた放置時間を超えないようにしましょう。
家庭で無理に処理しないほうがよい衣類
家庭洗濯ができない表示の衣類や、ウール・絹など温度や洗い方の影響を受けやすい衣類は、自宅で強く洗い直すと風合いや形を傷めることがあります。また、目立たない場所で色落ちを確かめたときに白い布へ色が付く衣類は、さらに色が動く可能性があります。
大切な衣類や、洗濯表示を見ても判断しにくい衣類は、それ以上家庭で処理せず、クリーニング店に相談する方法があります。
次から色移りを防ぐコツ
- 白物・淡色と濃色の衣類を分けて洗う。
- 新品の濃色衣類は、最初のうちは特に分けて洗う。
- 色落ちが心配な衣類は、洗剤を使って目立たない場所で色落ちを確認する。
- 濃色衣類と一緒に長時間つけ置きしない。
- 洗濯が終わったら、衣類を洗濯槽に長時間置いたままにしない。
色移りは、気づいた直後の対応が大切です。乾かす前に洗い直し、それでも残るときだけ洗濯表示に合う漂白方法を試しましょう。