服についたボールペンのインクを落とすには?
服についたボールペンのインクは、インクの種類やメーカー、衣類の素材によって落とし方が違い、必ずきれいに落とせるわけではありません。まず使ったボールペンが油性・水性・ゲルインクのどれかを確認します。大切な衣類や種類が分からない場合は、無理に洗わずクリーニング店へ相談してください。
最初にインクの種類を確認する
ボールペンには、油性、水性、ゲルインクなどがあります。ゼブラでは、布についたインクについて、ジェル・水性と油性で別の落とし方を案内しています。一方、パイロットは自社インキについて、保存性を重視しているため衣類から落とすのは極めて困難で、付着状況や繊維によって対応が異なることから、自分で洗濯せずクリーニング店へ相談するよう案内しています。
このため、使ったボールペンが分かる場合は、そのメーカーの案内を確認してから処理します。
ジェル・水性ボールペンの場合
ゼブラ製のジェル・水性ボールペンでは、木綿・麻や合成繊維の布について、水と石けんを使う方法が案内されています。
- インクが付いた部分を水で濡らします。
- 石けんを付け、インクを繊維からもみ出すように洗います。
- 流水ですすぎます。
- インクが出なくなるまで洗浄とすすぎを繰り返し、最後によくすすぎます。
毛や絹などは、水洗いできない衣類ではこの方法を使えません。また、ゼブラでは時間がたったインクは落とせないと案内しています。
油性ボールペンの場合
ゼブラ製の油性ボールペンでは、布についたインクに無水エタノールを使い、あて布へ移し取る方法が案内されています。ただし、布ではインク汚れが残ることがあり、毛や絹は溶剤で変色する可能性があります。
- まず目立たない部分に無水エタノールを少量付け、生地や色に変化がないか確認します。
- 作業場所に汚れてもよいビニールを敷き、インクが付いた面を下向きにして、その下に白い布を当てます。
- 汚れの裏側から無水エタノールを少しずつ付け、別の布でたたいてインクを下の布へ移します。
- あて布のきれいな部分へ交換しながら、インクが移らなくなるまで繰り返します。
- 処理後は衣類の洗濯表示に従って洗い、無水エタノールを残さないようにします。
無水エタノールは火気の近くで使わず、十分に換気してください。ゼブラも火気と換気への注意を案内しています。
落ちないときはクリーニング店へ相談する
ゼブラでは、布についたインクは種類によって汚れが残ることがあり、時間がたったものは落とせないと案内しています。パイロットも、自社インキが衣類に付いた場合はクリーニング店への相談を勧めています。
大切な服、毛・絹などのデリケートな衣類、洗濯表示で水洗いできない衣類は、使ったペンのメーカー名やインクの種類を伝えてクリーニング店へ相談してください。