壁についた鉛筆汚れを落とすには?跡を残しにくい方法

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壁についた鉛筆汚れは、壁紙を傷めないよう、まずやわらかい消しゴムで軽くこするのが基本です。一般的なビニル壁紙では、サンゲツも鉛筆の落書きに消しゴムを使う方法を案内しています。強くこすると表面を傷めることがあるため、少しずつ落とします。消しゴムで残る場合は、ビニル壁紙で水拭きができることを確認してから、薄めた中性洗剤を使います。

最初に壁の表面を確認する

同じ「壁」でも、ビニル壁紙、紙・和紙壁紙、織物壁紙、塗装面、しっくいなどでお手入れ方法は違います。この記事では、家庭でよく使われる壁紙についた鉛筆汚れを中心に説明します。

壁紙の品番や取扱説明書が分かる場合は、その製品のお手入れ方法を優先します。表面の素材や仕上げが分からない場合は、水や洗剤を使う前にメーカーや施工店へ確認してください。

ビニル壁紙の鉛筆汚れは消しゴムで軽く落とす

サンゲツでは、ビニル壁紙についた鉛筆の落書きは消しゴムで落とす方法を案内しています。カンペハピオも、壁紙についた手垢や鉛筆などの汚れに消しゴムを使う方法を紹介しています。

  1. ハタキややわらかいブラシで、壁のホコリを落とす
  2. やわらかい消しゴムを用意する
  3. 目立たない場所で、表面が傷まないか軽く試す
  4. 鉛筆跡を少しずつ、力を入れずにこする
  5. 出た消しくずを乾いた布やブラシで取り除く

一度にきれいにしようと強くこすらず、壁紙の表面を見ながら少しずつ進めます。表面が傷む、毛羽立つ、色が変わるなどの変化が出たら、その時点でやめます。

消しゴムで残る場合はビニル壁紙なら中性洗剤を試す

消しゴムを使っても薄い黒ずみが残る場合は、その壁紙が水拭きできるビニル壁紙であることを確認します。サンゲツでは、ビニル壁紙の一般的な汚れには、薄めた中性洗剤をタオルやスポンジに含ませ、固く絞って拭く方法を案内しています。

  1. 中性洗剤を製品表示どおりに水で薄める
  2. やわらかい布やスポンジに含ませ、固く絞る
  3. 目立たない場所で変色しないか試す
  4. 残った黒ずみを強くこすらず、やさしく拭く
  5. 真水かぬるま湯で固く絞った布で洗剤を拭き取る
  6. 最後に乾いた布で水分を取る

壁紙の継ぎ目に水が入るとはがれの原因になるため、布やスポンジを濡らしすぎないようにします。

紙・和紙壁紙は水拭きせず、消しゴムを軽く試す

紙壁紙は水分を吸いやすいため、基本的に水拭きには向きません。サンゲツでは、紙壁紙の手垢や小さな汚れは、やわらかい消しゴムで落ちることがあると案内しています。

紙・和紙壁紙では、目立たない場所で試してから、軽い力で少しずつ行います。消しゴムで落ちない場合でも、水や洗剤を足して無理に掃除しないようにします。

表面がやわらかい壁紙は特に強くこすらない

ビニル壁紙でも、表面がやわらかい高発泡タイプなどは、強い力でこすると傷つくことがあります。サンゲツでも、こうした壁紙は強くこすりすぎないよう注意を案内しています。

鉛筆跡が少し残っていても、消しゴムを何度も強く押し付けるのは避けます。表面を傷める前に作業を止めることが、跡を残しにくくするうえで大切です。

シンナーやベンジンは使わない

鉛筆跡が落ちにくくても、シンナーやベンジンなどの溶剤を使うのは避けます。サンゲツでは、こうした溶剤は壁紙を傷めたり、色落ちさせたりすることがあるため使用しないよう案内しています。

消しゴムと、その壁紙に使用できると確認した中性洗剤で落ちない場合は、強い薬剤へ切り替えず、メーカーや施工店へ相談します。

塗装した壁やしっくいは製品ごとの方法を確認する

壁紙ではなく、塗料で仕上げた壁やしっくい壁は、同じ消し方が使えるとは限りません。たとえば関西ペイントの「アレスシックイ」では、表面の汚れにプラスチック消しゴムを使えると案内していますが、強くこするとその部分だけ光沢が出るため注意が必要とされています。

塗装面は塗料の種類によって表面の性質が違うため、商品名が分かる場合はメーカーのお手入れ方法を確認します。

まとめ

壁についた鉛筆汚れは、壁紙の素材を確認し、まずやわらかい消しゴムで少しずつ落とします。ビニル壁紙で汚れが残る場合は、使用可能と確認したうえで薄めた中性洗剤を使い、最後に水拭きと乾拭きをします。強くこすることや溶剤の使用を避けるのが、跡を残しにくくするポイントです。

参考資料