壁紙のヤニ汚れを落とすには?黄ばみとニオイの掃除方法
壁紙のタバコのヤニは、付着してから時間がたっておらず、表面を水拭きできるビニル壁紙なら、薄めた中性洗剤で落とせる場合があります。ただし、長期間たまった黄ばみは完全には落とせないことがあります。まず壁紙の素材とお手入れ方法を確認し、強くこすらず、洗剤を残さないように掃除しましょう。ニオイ対策も、表面の汚れを落としたあとに十分な換気を行うのが基本です。
最初に壁紙のお手入れ方法を確認する
この記事の拭き掃除は、水拭きや中性洗剤を使用できるビニル壁紙を対象にしています。壁紙は製品によって表面加工やお手入れ方法が違うため、品番や取扱説明書が分かる場合は、その製品の案内を優先します。
素材や品番が分からない場合は、水や洗剤を使う前にメーカーや施工店へ確認してください。
軽いヤニ汚れは薄めた中性洗剤で拭く
水拭きできる一般ビニル壁紙なら、まず表面のホコリをハタキや掃除機のブラシノズルで取ります。そのあと、薄めた中性洗剤をやわらかい布やスポンジに含ませ、固く絞ってから汚れを拭き取ります。
- ハタキや掃除機で壁のホコリを取る
- 中性洗剤を製品表示どおりに水で薄める
- 布やスポンジに含ませ、固く絞る
- 目立たない場所で変色しないか試す
- ヤニ汚れを強くこすらず、少しずつ拭く
- 水で濡らして固く絞った別の布で洗剤を拭き取る
- 最後に乾いた布で水分を取る
サンゲツでは、ビニル壁紙の汚れに薄めた中性洗剤を使い、最後に水拭きと乾拭きをする方法を案内しています。壁紙の継ぎ目に水が入るとはがれの原因になるため、布を濡らしすぎないことも大切です。
黄ばみが強いときは無理にこすらない
タバコのヤニは、少しずつ壁紙に蓄積していきます。東リでは、普通の壁紙に付いたヤニは洗剤や除去剤でも取り除くことが難しく、長期間たまったヤニ汚れを完全に拭き取るのは困難と案内しています。
シンコールも、タバコのヤニは時間とともに蓄積し、除去しにくくなるとしています。中性洗剤でやさしく拭いても黄ばみがほとんど変わらない場合は、洗剤を濃くしたり、何度も強くこすったりせず、そこで止めます。
強い洗剤や溶剤を自己判断で使わない
黄ばみが落ちないからと、シンナーやベンジンなどの溶剤を使うのは避けます。壁紙の変色や色落ち、表面の破損につながることがあります。
壁紙メーカーによっては、特定のビニル壁紙に対して中性洗剤以外の方法を案内していることもありますが、すべての壁紙に共通する方法ではありません。強い薬剤を自己流で混ぜたりせず、使用する場合はその壁紙のメーカーが示す手順に従ってください。
ヤニのニオイは汚れを落としてから換気する
タバコのニオイが気になる場合は、まず壁紙表面に付着した汚れを落とし、そのあと窓を開けるなどして十分に換気します。LIXILでは、におい対策の基本として換気と掃除を挙げ、壁紙ににおいが染み付いた場合は、壁の汚れを拭き取る方法を紹介しています。
拭き掃除と換気をしてもニオイが強く残る場合は、壁紙を洗剤で何度も濡らすのではなく、クリーニング業者や内装業者へ相談します。黄ばみも強く残っている場合は、状態によって張り替えを検討します。
汚れ防止壁紙はヤニを落としやすい場合がある
壁紙には、表面にフィルム加工を施した「汚れ防止」タイプがあります。東リでは、汚れ防止機能のある壁紙なら、タバコのヤニによる黄ばみを薄めた中性洗剤である程度取り除けると案内しています。
サンゲツやシンコールにも、タバコのニオイや汚れが付きにくい機能性壁紙があります。張り替える場合は、喫煙する部屋やニオイが気になる場所に、汚れ防止・消臭機能のある壁紙を選ぶ方法もあります。
ヤニ汚れを増やさないために換気する
タバコの煙は、壁紙を短期間で黄変させ、落ちにくい汚れになることがあります。サンゲツやシンコールでは、タバコの煙による汚れを減らすため、室内を換気するよう案内しています。
掃除をしても室内で喫煙を続けると、再びヤニが付着します。黄ばみやニオイを増やさないためには、こまめな換気と早めの掃除が大切です。
まとめ
壁紙のヤニ汚れは、水拭きできる一般ビニル壁紙なら、薄めた中性洗剤を固く絞った布につけてやさしく拭き、最後に水拭きと乾拭きをします。ただし、長期間たまった黄ばみは完全に落とすのが難しいため、強い洗剤で無理にこすらないことが大切です。ニオイは表面の汚れを落として換気し、それでも強く残る場合は専門業者への相談や張り替えを検討しましょう。