洗濯物の生乾き臭を取るには?洗っても臭う原因と対策
洗濯物の生乾き臭が洗っても取れないときは、いつもの洗濯を繰り返すだけでなく、衣類に使える漂白剤でつけ置きするか、漂白剤入りの洗剤でつけ置き洗いをしてから洗い直します。そのうえで、洗剤量・洗濯物の量・すすぎ・干し方まで見直すことが大切です。
生乾き臭は、洗濯物に残った汚れと菌が関係しています。さらに、洗濯後になかなか乾かない状態が続くと菌が増え、ニオイが発生しやすくなります。
生乾き臭はなぜ起こる?
ライオンは、洗濯物の生乾きのニオイについて、洗濯物に残った汚れと菌が原因で発生すると説明しています。
花王も、洗濯物がなかなか乾かないと雑菌が増えてニオイが発生しやすくなると案内しています。生乾き臭を防ぐには、洗うときに汚れを残さず、洗ったあと早く乾かすことが重要です。
「洗っても臭う」にはいくつかの状態がある
ライオンは、洗濯後に起こるニオイを「部屋干し臭」「干し忘れ臭」「戻り生乾き臭」に分けて説明しています。
- 部屋干し臭:洗濯物を部屋干ししたときに感じるニオイ
- 干し忘れ臭:洗濯後、洗濯機の中へ放置したときに感じるニオイ
- 戻り生乾き臭:乾いた洗濯物を使って再び湿ったときに出てくるニオイ
乾いたときは気にならなくても、使用して湿ったときにニオイが戻ることがあります。
すでに生乾き臭がする洗濯物を洗い直す方法
1. 洗濯表示と漂白表示を確認する
まず、家庭で洗える衣類か、使おうとしている漂白剤を使用できる衣類かを確認します。
消費者庁の洗濯表示では、洗濯おけに×が付いた表示は家庭での洗濯ができません。また、三角形に斜線が2本ある表示では酸素系漂白剤を使用でき、三角形に×がある場合は漂白処理ができません。
2. 使用できる漂白剤でつけ置きする
通常の洗濯をしてもニオイが取れない場合、花王は衣料用漂白剤でつけ置き漂白するか、漂白剤入りの洗剤でつけ置き洗いする方法を案内しています。
綿・麻・化学繊維の色柄物でも使える酸素系漂白剤がありますが、すべての衣類に使えるわけではありません。使用量、つけ置き時間、水温は、衣類と製品の表示に従います。
3. 洗濯機で洗い直す
つけ置き後は、使用した漂白剤や洗剤の表示に従ってすすぐか、そのまま洗濯機で洗います。
このとき、洗濯物を詰め込みすぎないようにします。花王は、洗剤量の不足や詰め込み洗いは汚れ落ちに影響すると案内しています。洗濯物の量に合った洗剤量と水量で洗いましょう。
すすぎには水道水を使う
洗いに風呂の残り湯を使える場合でも、すすぎは水道水を使います。
花王は、すすぎに風呂の残り湯を使うと、残り湯の汚れが洗濯物へ付着するため、水道水ですすぐよう案内しています。
洗濯が終わったら、すぐに干して早く乾かす
洗濯が終わった衣類を洗濯機の中へ長く置かず、すぐに取り出して干します。洗濯物同士の間隔をあけ、空気が通るようにします。
部屋干しでは、除湿したり換気扇を回したりして乾燥を早めます。洗濯物が湿った状態でいる時間を短くすることが、ニオイの発生を抑えるポイントです。
ポケットが乾きにくいジーンズは裏返して干す
衣類によっては、一部分だけ乾くのが遅くなります。花王は、ポケット部分が乾きにくいジーンズなどは裏返し、中に空気が通りやすいよう筒状にして干す方法を案内しています。
乾きにくい部分がある衣類では、その部分に空気が通る干し方を意識しましょう。
生乾き臭を繰り返さないためのポイント
- 洗濯物を洗濯機へ詰め込みすぎない
- 洗濯物の量に合った洗剤量を使う
- すすぎには水道水を使う
- 洗濯終了後は洗濯機の中へ放置せず、すぐに干す
- 洗濯物同士の間隔をあけ、換気・除湿で早く乾かす
- 乾きにくい部分にも空気が通るように干す
花王は、抗菌タイプの洗剤や、ニオイ菌の増殖を防ぐ効果がある柔軟仕上げ剤を使う方法も案内しています。
家庭で洗えない衣類は無理に処理しない
家庭洗濯禁止の表示がある衣類には、ここで紹介したつけ置きや洗濯機での洗い直しを行いません。また、漂白剤を使用できない衣類に漂白剤を使わないでください。
大切な衣類や、表示に従って洗い直してもニオイが取れない衣類は、クリーニング店へ相談しましょう。
まとめ
洗濯物の生乾き臭は、衣類に残った汚れと菌、そして乾くまでに時間がかかることが関係しています。すでに臭う場合は、使用できる衣類なら漂白剤などでつけ置きして洗い直します。
その後は、洗剤量や詰め込み洗いを見直し、すすぎは水道水を使い、洗濯後すぐに風通しよく干します。汚れをしっかり落とし、早く乾かすことが、生乾き臭を繰り返さないポイントです。