やかんの焦げを落とすには?外側の黒ずみをきれいにする方法
やかんの外側についた黒い焦げは、まず中性洗剤とやわらかいスポンジで表面の油汚れを落とし、それでも残る汚れを素材に合った方法で掃除します。ステンレスなら重曹を使える場合がありますが、アルミやホーローは表面を傷めやすいため、同じ方法をそのまま使わないことが大切です。
外側の黒ずみは油やほこりが焼き付いたものが多い
やかんをコンロの近くに置いていると、調理中に飛んだ油やほこりが外側に付きます。そのまま火にかけることを繰り返すと、汚れが熱で焼き付き、茶色や黒色の焦げになって落ちにくくなります。
まずはやかんを十分に冷まし、中性洗剤をつけたやわらかいスポンジで洗ってください。軽い汚れなら、この段階で落とせます。硬い道具でいきなり削ると表面を傷めることがあるため、焦げが残ったときだけ次の方法へ進みます。
ステンレス製は重曹水で汚れをゆるめる
ステンレス製のやかんでは、油やほこりが焼き付いた外側の汚れに重曹を使える場合があります。
- 水1リットルに対して重曹大さじ1程度を溶かし、重曹水を作ります。
- キッチンペーパーに重曹水を含ませ、焦げた部分に貼り付けます。
- 10~15分ほど置いて汚れをゆるめます。
- キッチンペーパーを外し、やわらかいスポンジでこすります。
- 最後に水でよく洗い流し、水分を拭き取ります。
一度で落ちない場合は、強い力で削らず、同じ手順を繰り返します。金属たわしやナイフなどを使うと傷が付くため避けましょう。製品によって表面仕上げが異なるので、鏡面仕上げや塗装のあるものは取扱説明書を優先してください。
アルミ・アルマイト製は中性洗剤を基本にする
アルミ製やアルマイト加工のやかんは、やわらかく傷が付きやすい素材です。アルミニウムは酸性やアルカリ性に傾いた環境で表面が傷みやすいため、重曹や強い洗剤を自己判断で使うより、中性洗剤から始めるのが安全です。
- やかんを冷ましてから、ぬるま湯で外側をぬらします。
- 中性洗剤をつけたやわらかいスポンジで、焦げの周りから少しずつ洗います。
- 落ちにくい部分は、ぬるま湯を含ませた布やキッチンペーパーを当てて汚れをやわらかくしてから、もう一度洗います。
- 洗剤をよく流し、水分を拭き取って乾かします。
金属たわしやクレンザーは傷の原因になります。メーカーによっては強い焦げに研磨剤を使う方法を案内している製品もありますが、表面加工を削るおそれがあるため、使う場合は手元のやかんの取扱説明書を確認してください。
ホーロー製は硬い道具や研磨剤を使わない
ホーローは金属の表面にガラス質を焼き付けた素材です。表面は汚れを落としやすい一方、強くこすったりぶつけたりすると欠けや傷につながります。
- 中性洗剤とやわらかいスポンジで外側を洗います。
- こびりついた部分は、ぬるま湯を含ませた布などを当てて汚れをゆるめます。
- スポンジでやさしく洗い、水分を拭き取って乾燥させます。
金属たわしや研磨剤は使わないでください。ホーロー製品では、アルカリ性洗剤や塩素系漂白剤が表面のつやを損なうこともあります。頑固な焦げに重曹を使える製品もありますが、つやが変わる場合があるため、メーカーの案内を確認してから行いましょう。
黒いすすが付くならコンロの状態も確認する
やかんの底に黒いすすが急につくようになった場合は、単なる油汚れではないことがあります。ガスコンロの炎が黄色や赤色になっていたり、鍋底が黒くなったりする状態は、バーナーの目詰まりなどで燃焼状態が悪くなっているサインとしてメーカーが注意を呼びかけています。
この場合は、やかんだけを磨いて終わりにせず、いったん火を止めて換気し、コンロが十分に冷めてから取扱説明書に従ってバーナー周りを確認してください。清掃しても炎の色やすすが改善しない場合は、使用を続けず、販売店やメーカーに点検を相談します。
焦げをためにくくするには
- 調理中の油はねが付いたら、やかんが冷めてから早めに拭き取る
- 使わないときは、油が飛びやすいコンロの近くに置きっぱなしにしない
- ガス火は、やかんの底から炎が大きくはみ出さない火加減にする
- 洗ったあとは水分を拭き取り、よく乾かす
薄い汚れのうちに落としておけば、熱で何度も焼き付いて頑固な焦げになるのを防ぎやすくなります。
まとめ
やかんの外側の焦げは、中性洗剤で表面の汚れを落としてから、素材に合わせて対処します。ステンレスは重曹を使える場合がありますが、アルミやホーローは傷や変色を防ぐため、やわらかいスポンジと中性洗剤を基本にしてください。黒いすすが繰り返し付くときは、ガスコンロの燃焼状態も確認しましょう。