カーペットの髪の毛を簡単に取るには?掃除機で取れないときの方法

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カーペットに落ちた髪の毛は、掃除機を素早く往復させるより、ゆっくり縦横にかけ、残った毛を粘着クリーナーやゴム手袋で集めると取りやすくなります。毛足に絡んだ髪の毛は吸引だけでは残ることがあるため、「表面に集める」「掃除機で吸う」「残りを粘着クリーナーで取る」と道具を使い分けるのが簡単です。

まずは掃除機をゆっくり縦横にかける

カーペットの普段の掃除は、まず掃除機が基本です。日本カーペット工業組合では、同じ場所を2往復しながら、1㎡あたり20~30秒を目安にゆっくりかけ、縦方向と横方向の両方からパイルを起こすように掃除するとゴミが取れやすいとしています。

髪の毛が見える場所だけを何度も速くこするように動かすのではなく、ヘッドを浮かせず、ゆっくり進めます。毛並みがあるカーペットは、毛足が起きる方向にもかけると、繊維の間に入り込んだ髪の毛を吸いやすくなります。

回転ブラシ付きのヘッドは、毛足の奥に入ったゴミや髪の毛をかき出しやすいタイプです。ただし、掃除機によって使える床材や適したモードが違うため、カーペット用の設定や付属ヘッドがある場合は取扱説明書に従います。

掃除機で残る髪の毛は粘着クリーナーで取る

掃除機をかけても表面に細い髪の毛が残るときは、カーペット用の粘着クリーナーが手軽です。サンゲツも、掃除機では取りにくい糸くずや絡みついた髪の毛には粘着テープを活用する方法を案内しています。

広い範囲を何度も強く押し付けるより、髪の毛が残った場所を軽く転がします。粘着面に毛やホコリが多く付いたら、新しい面に替えたほうが効率よく取れます。

粘着力が強ければ何にでも使えるわけではありません。ダスキンでは、絹や毛足が20mm以上あるじゅうたん、繊維が抜けやすい特殊なカーペットには、カーペット用粘着ローラーの使用を避けるよう案内しています。のり残りや繊維抜けが出た場合も使用を中止します。

絡みついた毛はゴム手袋でまとめる

掃除機だけでは髪の毛が取り切れないときは、乾いたゴム手袋をはめて、カーペットの表面を一定方向へ軽くなでる方法も使えます。ゴムの摩擦で細い毛がまとまりやすくなり、集まった毛を指でつまんで捨てられます。

ダスキンでは、カーペットやソファなどの布製品に付いた抜け毛は繊維に絡まりやすく、掃除機だけでは取り切れないことがあるとして、ゴム手袋や粘着クリーナーで絡め取る方法を紹介しています。

毛がたくさん付いている場合は、先にゴム手袋で大まかに集め、そのあと掃除機で細かな毛やホコリを吸うと、何度も掃除機を往復させずに済みます。

髪の毛が多いときは「集める→吸う→仕上げ」の順にする

髪の毛が目立つカーペットは、次の順番で掃除すると進めやすくなります。

  1. 大きなゴミや物をどける
  2. ゴム手袋で表面の髪の毛を軽くまとめる
  3. 掃除機をゆっくり縦横にかける
  4. 残った髪の毛だけをカーペット用粘着クリーナーで取る

髪の毛が少ない日は、最初から掃除機をかけ、残った部分だけ粘着クリーナーで仕上げれば十分です。毎回すべての道具を使う必要はありません。

カーペットの髪の毛が掃除機だけでは取れにくい理由

カーペットは、表面にパイルと呼ばれる毛足があります。髪の毛はこの毛足の奥や繊維のすき間に入り込みやすく、表面を吸うだけでは残ることがあります。パナソニックも、カーペットやラグではゴミや髪の毛が奥に入りやすく、回転ブラシ付きのヘッドは毛足の奥に入ったゴミをかき出しやすいと説明しています。

また、長い髪の毛は掃除機の回転ブラシに絡むことがあります。ヘッドに髪の毛が巻き付いている場合は、電源を切り、掃除機の取扱説明書に従って取り除いてから使います。

カーペットを傷めないために確認すること

カーペットは素材や毛足の長さ、織り方によってお手入れ方法が違います。粘着クリーナーやブラシを使う前に、製品の取扱表示やメーカーのお手入れ方法を確認してください。

特に、絹などの高価なじゅうたん、毛足が長いもの、繊維が抜けやすいものは、強い粘着や強い摩擦で風合いを損ねることがあります。目立たない場所で軽く試し、毛羽立ちや繊維抜け、のり残りが見られたら、その方法は続けないようにします。

まとめ

カーペットの髪の毛は、まず掃除機をゆっくり縦横にかけ、残った毛を粘着クリーナーで取るのが基本です。掃除機だけで取りにくい毛は、乾いたゴム手袋で軽くなでてまとめてから吸うと効率よく掃除できます。カーペットの素材や毛足によって使える道具が違うため、粘着クリーナーを使う前には取扱表示も確認しましょう。

参考資料