ベランダの床を掃除するには?水を流せない場合の方法
ベランダの床に水を流せない場合は、最初に砂・落ち葉・ホコリを掃除機などで取り、次に固く絞った雑巾やモップで拭く方法が基本です。こびり付いた汚れは、床材に使えることを確認したうえで薄めた中性洗剤を布やスポンジに含ませて落とし、汚れた水はその場で拭き取ります。マンションではバルコニーの扱いや使用方法が管理規約で定められていることがあるため、先に確認しましょう。
マンションでは最初に管理規約を確認する
国土交通省のマンション管理・再生ポータルサイトでは、バルコニーは共用部分のうち特定の住戸が使う「専用使用権」を設定する部分の例として挙げられています。どの部分が専用使用部分になるかはマンションによって異なるため、管理規約などの確認が必要です。
水を流すことが禁止・制限されている場合は、そのルールを優先します。水をためたりホースで大量に流したりせず、拭き掃除中心で進めます。
まず砂・落ち葉・ホコリを乾いた状態で取る
水拭きの前に、床にある砂、落ち葉、髪の毛などを取り除きます。LIXILのバルコニー取扱説明書でも、床化粧材の小さなゴミやホコリは掃除機で吸い取るよう案内しています。
- 鉢植えや物干し用品など、動かせる物を移動する
- 大きな落ち葉やゴミを拾う
- 床の砂やホコリを掃除機で吸い取る
- 隅や壁際のゴミも取り除く
床のゴミを水で押し流さず、乾いた状態で回収して捨てます。
軽い汚れは固く絞った雑巾やモップで拭く
乾いたゴミを取ったら、水でぬらして固く絞った雑巾やモップで床を拭きます。LIXILでは、バルコニーの床化粧材について、軽い汚れは雑巾の水拭きや、スポンジ・柔らかいブラシを使ったお手入れを案内しています。
水を流せない場所では、バケツの水を床へまかず、布やモップをすすぎながら少量の水で進めます。布が汚れたら洗い、再び固く絞って拭きます。
こびり付いた汚れは薄めた中性洗剤を部分使いする
水拭きだけで取れない汚れは、床材に中性洗剤を使えることを確認してから掃除します。LIXILのバルコニー取扱説明書では、床化粧材のひどい汚れに中性洗剤を使う方法を案内しています。
- 中性洗剤を製品表示や床材メーカーの指定どおりに薄める
- 柔らかい布やスポンジに洗剤液を含ませる
- 汚れた部分だけをやさしく拭く
- 水で固く絞った別の布で洗剤分を拭き取る
- 最後に乾いた布やモップで水分を取る
水を流せない場合は、洗剤液を床へ大量にかけず、汚れを浮かせた水分ごと布で回収します。
床材に合わない洗剤や硬い道具は使わない
ベランダの床材は製品によって異なります。LIXILのバルコニー床化粧材では、中性洗剤を使い、酸性・アルカリ性・漂白剤・有機溶剤などを避けるよう案内しています。
また、金属製ブラシや金ベラなど硬い道具は、表面を傷つけるため使用しないよう注意されています。床材が分からない場合は、管理会社、住宅メーカー、床材メーカーへ確認してから洗剤やブラシを使います。
汚れた水は残さずその場で拭き取る
水を流せないベランダでは、洗ったあとの水を流すのではなく、雑巾やモップで拭き取ります。床面に洗剤や汚れた水が残らないよう、きれいな水で固く絞った布で仕上げます。
LIXILのタイルデッキでも、洗浄後の汚染水を放置すると再び汚れる原因になるとして、きれいに拭き取るよう案内しています。
排水口の周りにあるゴミも回収する
床掃除の途中で排水口の周りに落ち葉や砂が見つかったら、手や掃除機で回収します。床のゴミを排水口へ押し込まず、見える範囲をきれいにしておきます。
掃除後は床を乾かしてから物を戻す
拭き掃除が終わったら、乾いた布やモップで水分を取り、床を乾かします。植木鉢や収納用品などを戻す場合も、床が乾いてからにします。
大量の水を使わなくても、砂や落ち葉をこまめに回収し、汚れが目立つ部分だけ拭き掃除することで、ベランダの床を清潔に保ちやすくなります。
まとめ
水を流せないベランダでは、砂・落ち葉・ホコリを先に回収し、固く絞った雑巾やモップで水拭きします。落ちにくい汚れは、床材に使える薄めた中性洗剤を部分的に使い、汚れた水と洗剤分を布で拭き取ります。マンションでは管理規約を優先し、床材に合わない薬品や硬いブラシを使わないようにしましょう。