シンクの水垢を落とすには?白い汚れの掃除方法
シンクの白い水垢は、まず台所用中性洗剤とやわらかいスポンジで洗い、それでも残る場合は、シンクの素材やコーティングに合った方法で落とします。メーカーが使用を認めているシンクならクエン酸水が使え、ステンレスでもコーティングの有無によってクレンザーを使えるかが変わります。最後に水分をしっかり拭き取ることが、水垢をためないいちばん大切なポイントです。
白い汚れは水滴が乾いて積み重なってできる
シンクに残る白い汚れやざらつきは、一般に水垢や金属石けんと呼ばれる汚れです。水道水に含まれる成分や、石けん・油分などが表面に残り、水滴の乾燥を繰り返すうちに固く付着していきます。
LIXILでは、水滴を残したままにすると白くざらついた水垢汚れになるため、使用後は水で流してから乾いた布で拭き上げるよう案内しています。
最初は中性洗剤とやわらかいスポンジで洗う
白い水垢が気になったら、いきなり強い洗剤や研磨剤を使わず、まず台所用中性洗剤から始めます。
- シンク全体を水で濡らします。
- やわらかいスポンジに台所用中性洗剤をつけます。
- 白くなっている部分をやさしく洗います。
- 洗剤が残らないように水で十分に流します。
- 乾いたやわらかい布で水分を拭き取ります。
この段階で落ちれば、追加の洗剤は必要ありません。細かい傷を増やさないためにも、弱い方法から順番に試しましょう。
落ちない水垢は素材とコーティングを確認する
中性洗剤で落ちない白い汚れは、シンクの材質や表面加工によって次の方法が変わります。ステンレスでも、表面にコーティングがある製品とない製品では使える道具が同じではありません。
LIXILでは、コーティングのないステンレスや一部の人造大理石などでは、研磨剤20%以下のクリームクレンザーを使えると案内しています。一方、デュアルコート付きのステンレスでは、ナイロンたわし、金属たわし、研磨剤入りスポンジ、クレンザーを使用しないよう指定しています。
素材やコーティングが分からない場合は、見た目だけで判断せず、シンクの品番や取扱説明書を確認してください。
メーカーが認めている場合はクエン酸水で水垢をゆるめる
LIXILでは、中性洗剤などで落ちない水垢にクエン酸水を使う方法を案内しています。手作りする場合の目安は、水200mlにクエン酸小さじ1杯程度です。
- クエン酸水を白い水垢へ吹きかけます。
- やわらかい布で拭きます。
- 落ちにくい場合は、クエン酸水を吹きかけた上にキッチンペーパーを置き、30分ほど置きます。
- やわらかい歯ブラシなどでやさしくこすります。
- 水で十分に洗い流します。
- 乾いた布で水分を拭き取ります。
クエン酸が使えるかどうかは製品によって異なります。シンク本体だけでなく、水栓や周囲の部品は別の素材・表面処理であることがあるため、かける範囲も取扱説明書で確認しましょう。
クエン酸と塩素系漂白剤は絶対に混ぜない
クエン酸は酸性です。キッチンハイターなどの塩素系漂白剤や塩素系洗浄剤と混ざると、有害な塩素ガスが発生する危険があります。
クエン酸を使う前後に塩素系製品を使用する場合は、同時に使わず、まず水で十分に洗い流してください。洗剤の表示に「まぜるな危険」と書かれている場合は、注意事項を必ず守ります。
硬い道具で白い汚れを削らない
白い水垢が固くても、金属たわしや粒子の粗いクレンザー、先のとがった道具で削るのは避けます。シンクに傷がついたり、コーティングを傷めたりすることがあります。
タカラスタンダードでも、白い水垢はまず中性洗剤で落とし、それでも落ちない場合に粒子の細かいクリームクレンザーを使う順番を案内しています。最初から強い研磨に頼らないことが大切です。
水垢をためないコツは最後の乾拭き
水垢は、水滴が乾いて成分だけが残ることで目立ちやすくなります。毎回完璧に磨く必要はありませんが、洗い物が終わったあとに水分を拭き取るだけでも予防になります。
- 洗い物のあと、シンク全体を水でよく流す
- スポンジラックや水栓の根元など、水が残りやすい場所も確認する
- 乾いた布で水滴を拭き取る
- 白いざらつきが薄いうちに中性洗剤で落とす
水垢は厚く固まるほど落としにくくなるため、日常の水滴を残さないことが最も手軽な対策です。
まとめ
シンクの白い水垢は、まず中性洗剤とやわらかいスポンジで洗い、落ちなければ素材・コーティングに合う方法へ進みます。メーカーが認めている場合はクエン酸水が使え、コーティングのない一部のシンクでは細粒のクリームクレンザーも使えます。クエン酸と塩素系漂白剤は混ぜず、掃除後は水で流して乾拭きし、水滴を残さないようにしましょう。