革のソファはどう掃除する?汚れを落とすときの注意点
革のソファは、普段はやわらかい布でホコリを取り、汚れが付いたらできるだけ早く拭き取るのが基本です。本革は洗剤やアルコールに弱いものがあるため、家庭用の中性洗剤や除菌用アルコールを自己判断で使わず、そのソファに使える革専用クリーナーを確認してからお手入れします。まず、本革か合成皮革か、革の仕上げは何かを取扱説明書や商品表示で確認しましょう。
最初に本革か合成皮革かを確認する
見た目が似ていても、本革と合成皮革ではお手入れ方法が違います。カリモク家具では、革張りはやわらかい布で乾拭きし、合成皮革は水拭きで落ちない汚れに薄めた中性洗剤を使う方法を案内しています。
製品によっては、座面など体が触れる部分に本革、側面や背面に合成皮革を使っていることもあります。同じソファでも場所によって素材が違う場合があるため、表示や取扱説明書を先に確認してください。
本革の普段のお手入れはやわらかい布で乾拭きする
本革の普段のお手入れは、やわらかい乾いた布で表面のホコリを取ります。縫い目や座面のすき間にゴミがある場合は、革を傷つけないやわらかいブラシ付きの掃除機を軽く使える製品もあります。
カリモク家具では革張りについて、週に1回程度のやわらかい布での乾拭きを案内しています。月に1回は固く絞った布で汚れを取る方法も示していますが、メンテナンスフリーや特殊仕上げの革は方法が異なるため、製品の説明を優先する必要があります。
飲み物や油汚れはすぐに吸い取る
飲み物や食べ物をこぼしたときは、乾いたやわらかい布を押し当て、こすらずに水分や油分を吸い取ります。IKEAでは、油分が革にしみ込む前にできるだけ早く拭き取るよう案内しています。
強くこすると、汚れを広げたり、革の表面を傷めたりすることがあります。水拭きできる製品でも、布をびしょ濡れにせず、固く絞ってからやさしく拭きます。拭いたあとは水分を残さないようにします。
落ちない汚れは革専用クリーナーを確認して使う
乾拭きや、製品で認められている水拭きでも落ちない汚れは、その革に使える専用クリーナーを確認します。ニトリでは、本革ソファの汚れには革専用クリーナーを使い、シンナー、ベンジン、中性洗剤などは避けるよう案内しています。
- 取扱説明書で使えるクリーナーを確認する
- 目立たない場所で色やつやが変わらないか試す
- クリーナーの説明書どおりの量と方法で使う
- 強くこすらず、汚れを少しずつ落とす
- 必要に応じて、その製品に合う保護クリームで仕上げる
革用と書かれた商品でも、すべての革に使えるとは限りません。表面加工の少ない革などは色が濃くなったり、シミになったりすることがあります。
表面加工の少ない革は水分や汚れに特に注意する
本革は仕上げ方によって汚れへの強さが違います。IKEAのアニリン革の説明では、表面をほとんど加工していない革は、厚くコーティングした革よりも日光、汚れ、水分、傷に弱いとされています。
このような革は、一般的な本革と同じつもりで水やクリーナーを使わないことが大切です。素材名や仕上げが分からない場合は、購入店やメーカーに確認してから汚れを落とします。
アルコールや強い溶剤は使わない
本革のソファに除菌用アルコールを吹きかけるのは避けます。カリモク家具では、自社の革製品についてアルコール除菌はすべて不可と案内しています。また、ニトリでは本革にシンナーやベンジンを使わないよう注意しています。
アルコールや強い溶剤は、革の表面や仕上げを傷める原因になります。汚れを早く落としたい場合でも、住宅用洗剤や除菌剤を代用せず、製品に合う方法を選びます。
直射日光と暖房の熱を避ける
掃除だけでなく、置き場所も革を長く使うために大切です。IKEAでは、革の乾燥を防ぐため直射日光を避け、暖房器具などの熱源から40cm以上離すよう案内しています。ニトリも、直射日光に長く当たると劣化が早まり、ひび割れの原因になるとしています。
窓際で強い日差しが当たる場合は、カーテンやブラインドで日差しをやわらげます。暖房器具の温風が直接当たる場所も避けましょう。
合成皮革は本革とは別の方法で手入れする
合成皮革は、本革とは別の素材です。カリモク家具では、普段はやわらかい布で乾拭きし、水拭きで落ちない汚れには薄めた中性洗剤を含ませて固く絞った布で拭き、その後に水拭きと乾拭きをする方法を案内しています。
本革用の保護クリームやオイルを合成皮革に使えるとは限りません。反対に、本革へ合成皮革と同じ洗剤を使うのも避けます。素材ごとの取扱説明書に従うのが安全です。
まとめ
革のソファは、まず本革か合成皮革かを確認し、本革はやわらかい布での乾拭きを基本にします。汚れは早めに吸い取り、落ちない場合はその革に使える専用クリーナーを確認して使います。アルコールやシンナーなどを自己判断で使わず、表面加工の少ない革は特に水分や汚れに注意しましょう。